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平成21年6月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨
 

これより、今議会に提案いたしました平成21年度鳥取県一般会計補正予算をはじめとする諸議案につきまして、その概要を御説明いたします。 

今議会に提案いたしました議案は、

予算関係    5件

条例関係   10件

その他の案件  7件 の 合計 22件であります。

 それでは、議案第1号 平成21年度鳥取県一般会計補正予算につきましてその概要を御説明いたします。
昨年の米国発の金融危機発生以降世界経済は下降を続けており、最近一部で明るいきざしが見られ始めたものの、未曾有の厳しい状況に直面しています。
鳥取県内においても有効求人倍率が0.46倍という低い水準が続くなど、県内の経済、雇用ひいては県民の生活は深刻な状況にあります。 
さらに、新型インフルエンザは国内でも多数の感染者を発生させるに至り、経済不安とあいまって、かつてないほど暮らしの安心・安全が揺らいでいるところであります。
今年に入って総額350億円の緊急雇用経済対策を断行するなど、経済の底割れを抑え雇用の受け皿をつくる対策を実施したところですが、先般成立した国の補正予算を最大限に活用し地域・県民の活力と安心を創造し新時代を切り拓くため「鳥取県活力あんしん創造プラン~未来への投資~」として、事業規模455億円の総合対策の実施に踏み切ることといたしました。

 まず、「地域の雇用・経済を守る」についてであります。
農林水産業での雇用の受け皿づくりにつきましては、就業枠を大幅に拡大するとともに、研修内容の充実、住居確保支援の創設など県外からの就農者も視野にした制度を創設することといたしました。
また、介護従事者を対象とする相談事業、研修会を促進するとともに、制度金融の融資枠拡大、貸付期間延長、新型インフルエンザ対応枠新設など県内企業の円滑な資金調達を支援することとしました。更に森林資源の確保、環境保全を図るため平成25年の全国植樹祭を誘致するほか、国の補正予算にかかる公共事業も見込みうる限り計上し県内産業の下支えを図ることとしております。

 次に「とっとり発グリーンニューディール」についてであります。
鳥取県独自に地球温暖化対策をはじめ環境指向の県内産業活性化などについて庁内に緊急プロジェクトを立ち上げて検討を進め、「とっとり発グリーンニューディール」のとりまとめを行っております。その一環として、住宅用太陽光発電導入に対し市町村と連携した支援を行うとともに、県庁舎・県立学校に太陽光発電を設置し、県内への導入を進めるほか、製造企業が県内に立地する蛍光灯型LEDの普及を図ることとしております。
また、衛生環境研究所においてブラウン管ガラスのリサイクル技術開発に取組むほか、自然エネルギー関連産業、エコ・カー関連産業の育成に産学官協働で取り組むこととしております。

 次に「子どもたちの未来へ」についてであります。
基礎学力や生活習慣の定着を図るモデル的な取組を支援するほか、電子黒板を県立学校に導入し近未来型教室の整備を進めてまいります。また、小学校の外国語教育の中核教員研修を進め、実験設備はじめサイエンス教育など新学習指導要領に対応した環境整備を図るとともに、県立学校の耐震改修を大幅に前倒しすることとしております。また、母子家庭の母が研修する際の生活手当を大幅に拡充することとしております。

 次に「くらしの安全・安心」についてであります。
新型インフルエンザについてタミフル等の追加備蓄、入院医療機関の備品購入など更なる体制充実を進めることとしております。
また、県内外の医学部生に対する奨学金制度を拡充するとともに、鳥取大学と連携した臨床研修医確保策を実施するほか、東部急患診療所の拡充支援を行うなど、医療の安心確保に取組むことといたします。
また、地域の中にあって小規模で様々な機能を持つ鳥取ふれあい共生ホームに対する支援制度を創設することとしております。
さらに、携帯電話事業者と連携して鉄塔等の整備を行う市町村を支援し、不感地区解消に向けた取組を緊急に進めることとしております。

 最後に「大交流時代・ようこそようこそ鳥取県」についてであります。
長い間待ち望んでいた鳥取県・境港、韓国・東海、ロシア・ウラジオストクを結ぶ新規定期貨客船がまもなく本格就航することとなります。「観光交流」及び「物流貿易」の両分野における航路活用促進を図るため、韓国における観光宣伝充実、駐在員新設などにより外国人観光客の誘客を図るとともに外国人観光ボランティアガイドの養成など受け入れ体制を整備し「観光交流」を促進することとしております。また、環日本海経済活動促進協議会が行うロシア向けビジネスWebサイトの開設・運営を支援し県内企業のロシアとの取引環境を整備するとともに、農林水産業団体等が行う本県農林水産物の海外販路拡大を支援することとしております。 
山陰海岸の世界ジオパークネットワーク加盟を目指し、山陰海岸学習館の展示室を「学び」の拠点施設としてリニューアルするとともに、ラッピングバス運行による広報宣伝などジオパーク構想を活かした観光客誘致を進めることとしております。
また、郵便局と連携して「食のみやこ鳥取県」及び県物産の広報宣伝を行うこととしております。
なお、国の経済危機対策に計上された地方向け財源を有効に活用するため、総額125億円の基金の新設・積み増しを行うこととしております。 
今回の対策においては、可能な限り将来負担が少なくなるよう、獲得可能な財源を効果的に活用しつつ、県民の皆様の安心で活力ある生活を実現するため、当面必要な対策はもとより、未来を見据えた投資的な施策にも積極果敢に取り組むことといたしました。

 

 これら「鳥取県活力あんしん創造プラン~未来への投資~」に係る施策を中心に計上した結果、今回の補正予算の総額は、308億5千万円余となり、補正後の予算総額は、3,696億1千万円余となるものであります。

次に補正予算以外の主な議案につきまして御説明いたします。
 議案第6号 鳥取県防災及び危機管理に関する基本条例の設定につきましては、防災及び危機管理に関し基本的な考え方を定め、県民、事業者、市町村、県及び国の役割を明らかにするとともに、相互に連携して対策を講ずるために必要な事項を定めることにより、災害及び危機から県民を守り、安全に暮らすことのできる地域社会を実現しようとするものであります。
 
 議案第7号 ようこそようこそ鳥取県観光振興条例の設定につきましては、観光振興にあたっての県民、観光事業者、市町村及び県の役割を明らかにするとともに、もてなしの心にあふれた魅力ある観光地づくりなどを行って観光の振興を図る取組を県民運動として推進し、活力に満ちた地域社会を形成しようとするものであります。



 以上、今回提案した付議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほどお願いいたします。

  

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