鳥取県と中央県の交流

 モンゴル国旗モンゴル国 中央県はこんなところです 
 鳥取県とモンゴル中央県は、1997年に友好交流の覚書を締結して以来、行政実務研修生や農業分野の研修生の受入れ及び文化交流を中心に交流を進めています。
奨学金制度創設
モンゴル中央県出身者を対象とした奨学金制度の創設
 2013年10月、平井鳥取県知事とバヤルバト中央県知事の会談の際に、中央県の若者が鳥取県内の大学で学ぶための奨学金制度を創設する方向で一致しました。これを踏まえ、2014年に中央県出身で、将来両地域間の交流の架け橋として活躍する若者を対象にした奨学金制度を創設。2018年4月には、2代目の奨学生が鳥取大学に入学しました。
(写真はバヤルバト中央県知事と平井鳥取県知事(2013.10))
青少年交流
青少年交流事業
 両県青少年の国際理解向上を図るため、鳥取県とモンゴル中央県間で、青少年の受入と派遣を交互に行っています。2019年は、鳥取県から4名の高校生を中央県へ派遣し、現地高校の日本語履修生との交流、ホームステイ体験、モンゴル文化体験などを行いました。
 20sikiten 「友好交流20周年記念式典」を開催
 2017年4月、モンゴル中央県から知事団を招き、鳥取県立農業大学校にて「鳥取県・モンゴル中央県友好交流20周年記念式典」を開催しました。式典では、ソメイヨシノの記念植樹や馬頭琴コンサートの公演などが行われました。
 医療交流  医療交流
 鳥取県では、中央県から医師等を研修員として受け入れるとともに、鳥取県の医療専門家を中央県へ派遣し、現地での指導及びフォローアップを行っています。2019年は、鳥取県から中央県へ小児科医師を派遣し、新生児蘇生法や未熟児ケアといった新生児の治療向上及び妊婦の早産予防について、現地で指導と講習を行いました。
農業交流 行政実務研修・農業交流
 鳥取県はモンゴル中央県への国際協力の一環として、毎年同県職員等を数名受入れて研修を行っています。また、農業交流では、毎年モンゴル中央県の農業専門家を県立農業大学校などで受け入れ、研修を行うとともに、2006年からはこれまでの研修生のフォローアップを行うため、モンゴル中央県へ農業専門家を派遣し、営農指導を実施しています。

●交流状況

1997年
(平成9年)
 6月 覚書を交換
1998年
(平成10年)
12月 鳥取県モンゴル中央県親善協会が設立
1999年
(平成11年)
 9月 県が井戸等給水施設を設置
2000年
(平成12年)
 8月 鳥取県モンゴル中央県親善協会が国際交流財団事業を引き継ぎ、第3回モンゴル友好交流の翼派遣事業を開始
2001年
(平成13年)
 8月 鳥取県モンゴル中央県親善協会が中央県に堆肥化施設を設置
2002年
(平成14年)
 6月 鳥取県モンゴル中央県親善協会がモンゴル中央県児童・生徒日本語体験事業を開始(以降、隔年実施)
10月 「国民文化祭・とっとり2002夢フェスタとっとり」に、モンゴル中央県から2団体が出演    
2003年 
(平成15年)
 7月 モンゴル中央県80周年記念式典に鳥取県訪問団を派遣
2004年
(平成16年)
 9月 「EATOF(東アジア地方政府観光フォーラム)2004」に参加するためモンドーン・メンデビレグ中央県知事、ほか4名が来県
2005年
(平成17年)
10月 第17回全国生涯学習フェスティバル「まなびピア鳥取2005」関連事業である「東アジア弦楽器コンサート」にモンゴル中央県民族楽団7名が参加
2006年
(平成18年)
 9月 鳥取県モンゴル中央県親善協会が母子家庭就学生支援制度開始(大学授業料を4年間支援、隔年毎に学生を選定)
2007年
(平成19年)
10月 「鳥取県・モンゴル中央県友好交流10周年記念式典」及び「交流の歩み展」を開催(中央県知事団来県)
   「覚書締結10周年に係る交流促進に関する覚書」を締結
2008年
(平成20年)
11月 21世紀東アジア青少年大交流計画でモンゴルから高校生等25名を受入れ、城北高校で交流事業を実施
2009年
(平成21年)
 7月 第14回北東アジア地方政府サミット参加のため平井知事他が中央県を訪問
2010
(平成22年)
 7月 JICA草の根技術協力事業を活用した医療協力事業を開始(3か年にわたり、専門家派遣と研修員受入)
   中央県へ雪害に対する見舞金(50万円)を贈呈
2011年
(平成23年)
 4月 中央県から東日本大震災被災地へ47,231,502トゥグルグ(約330万円)の義援金寄附(中央県では官民を挙げて1日分の給料を寄附)
2012年
(平成24年)
 4月 「第17回北東アジア地方政府サミット」のため、中央県より知事団が来県
   「モンゴル中央県友好交流15周年記念式典」及び「交流の歩み展」を開催
11月 「第13回国際マンガサミット鳥取大会」のため、中央県より局長団が来県し、「鳥取県交流地域PRコーナー」での展示や、馬頭琴・伝統舞踊を披露
2013年
(平成25年)
 1 月 県立中央病院にて凍傷患者受入れ
 7月 中央県設立90周年式典参加のため野川統轄監他が中央県を訪問
10月 トゥムルチュドゥル副知事及びニャムドロジ官房長官他計4名が「エコツーリズム国際大会2013 in とっとり」等への参加と中央県の文化紹介(県内各所で馬頭琴演奏会を開催)のため来県
   アジア地方政府サミット(沿海地方開催)の際にバヤルバト知事との間で二地域間首長会談を開催
2014年
(平成26年)
 2月 ムンフバータル副知事が人材育成協力に係る協議等のため来県
 4月 中央県出身者を対象とした留学生支援鳥取県奨学金を創設。最初の奨学生が鳥取環境大学入学
 6月 中央県「モンゴル族劇場」の鳥取県初公演(第5回「とっとり伝統芸能まつり」)
 7月 「第19回北東アジア地方政府サミット」がウランバートル市で開催され、平井知事が出席
 8月 「第2回GTI北東アジア地方協力委員会会議」(米子市)に参加するため、バヤルバト中央県知事が来県
11月 第14回全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会「あいサポート・アートとっとりフェスタ」に中央県の障がい者の方が出演
2015年
(平成27年)
 7月 「第7回北東アジア地域女性指導者フォーラム」が中央県で開催され、訪問団を派遣
 9月 医療専門家を中央県へ派遣
 2016年
(平成28年)
 3月 とっとりマラソン2016に中央県出身者が参加
 6月 フムーン総合学校の日本語クラスの学生が来県し、鳥取商業高校、鳥取敬愛高校と交流。
 9月 医療専門家を中央県へ派遣
 10月 第15回全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会「あいサポート・アートとっとりフェスタ」に中央県の障がい者の方が出演
 11月 モンゴル国立馬頭琴交響楽団米子公演
 2017年
(平成29年)
   4月 「モンゴル中央県友好交流20周年記念式典」を開催(バトジャルガル知事来県)
   7月 中央県で開催された20周年記念事業に野川副知事をはじめとする行政団と青少年団を派遣
 2018年
(平成30年)
   3月  行政研修生(医療)受入

  4月  留学生支援鳥取県奨学金による2人目の奨学生が鳥取大学入学

  7月  フムーン総合学校の生徒受入れ。通学体験、日本語学習等実施

  9月  医療専門家(県立中央病院小児科医師)を中央県へ派遣

10月  農業研修生受入

12月  県立農業大学校創立90周年記念式典に参加するため元農業研修生が来県し、記念講演を実施

 2019年
(令和元年)
   3月 行政研修生受入
 (視察先:県立図書館、県立博物館、埋蔵文化財センターなど)

  7月 青少年(倉吉農業高校)を派遣し、フムーン総合学校と学校交流を実施

    第24回北東アジア地方政府サミット参加のため野川副知事他がウランバートル市を訪問、バトジャルガル中央県知事との間で二地域間会談を実施

  8月 農業専門家(県立農業大学校准教授)を中央県へ派遣

  9月 医療専門家(県立中央病院小児科医師)を中央県へ派遣

10月   農業研修生受入

 2020年
(令和2年)

   7月   中央県へ大雨被害に対する見舞金(50万円)を贈呈

10月 県立倉吉農業高校とフムーン総合学校がオンライン交流会を実施

 2021年
(令和3年)

 2月 県立農業大学校とボルノール町農業専門家とのオンライン意見交換会を実施
 7月 鳥取県と中央県で、業務カイゼンに係るオンライン意見交換会を実施
11月 県立倉吉農業高校とフムーン総合学校とのオンライン交流会を実施
12月 県立図書館とD.ナツァグドルジ記念公共図書館が図書交換に関する協定書を締結
   県立農業大学校と中央県の農家等とのオンライン意見交換会を実施
 2022年
(令和4年)
 3月 県立中央病院と中央県中央病院とのオンライン意見交換会を実施
 9月 農業専門家(園芸試験場室長)を中央県へ派遣
   県立商業高校とボルノール中学校とのオンライン交流会を実施
  

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