皆さんは、「文化財保護指導委員」の仕事をご存じでしょうか?
文化財保護指導委員は、地域の指定・登録文化財を定期的に巡視し、保存・管理状況を確認して、所有者や管理者に対して指導やアドバイスを行います。文化財が壊れたり、傷ついたりするなどの問題をいち早く見つけ、その後の保存や修復につなげていく重要な仕事で、文化財保護法にも規定されています。
鳥取県では、県内を24地区に分け、毎年、地区ごとに文化財保護指導委員を配置しています。今年度は23名(1名は2地区を兼任)の方にお願いし、各地区とも年間9回の巡視を行う予定です。
令和8年5月13日に、保護指導委員が一堂に会する協議会を倉吉市上灘コミュニティセンターで開催しました(写真1)。協議会では、市町村文化財保護部局の職員とともに巡視方法や各文化財の巡視ポイントなどについて確認し、会議終了後には、隣接する鳥取県立美術館と国史跡大御堂廃寺跡を視察しました(写真2)。
県内の文化財を大切に守っていくため、今後も文化財保護指導員の巡視や活動にご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。

写真1 協議会のようす

写真2 国史跡大御堂廃寺跡の視察