防災・危機管理情報


 11月17日(日)に鳥取市民会館で開催された『「みんな育休とっとりけん」~みんなで一緒に子育てについて考える日~』において、シン・子育て王国とっとり表彰の表彰式が開催されました。

 この表彰は、安心して子どもを生み育てられる地域社会の実現を目指した活動や出会い・結婚支援、子育て支援並びに児童・生徒の健全な育成に係る活動において先進的な取組を実施している個人、団体及び企業を表彰することで、優れた活動や取組の横展開を図っていくことを目的にしています。令和6年度は以下の方々が受賞されました。

 受賞者の方々をお祝いするとともに、さらなる御活躍を祈念いたします。

福田京子 様今度珠美 様
(左)福田京子 様  (右)今度珠美 様

  

個人部門・教育長表彰

福田京子(ふくだきょうこ)様

昭和63年から32年間にわたってボーイスカウト倉吉第3団指導者として、キャンプやハイキングに必要な知識、技能を指導し、青少年の健全育成に努めてこられました。また、指導力をさらに高める等自己研鑽にも取り組むとともに、後進の育成にも努められました。加えて、地域のイベントにボーイスカウト倉吉第3団の一員として参加し、地域との交流、ボーイスカウト活動の周知・啓発にも尽力されています。

今度珠美(いまどたまみ)様

ジタル技術の普及に伴い、ネット依存やネットに起因する人間関係のトラブルなどが問題化する中、平成28年に鳥取県情報モラルエデュケーター、令和4年からは鳥取県デジタル・シティズンシップエデュケーターとして、長年にわたり児童・生徒や教職員、保護者などを対象にした研修会や教育教材の開発や研究、国際学会での発表や学術誌への寄稿等を通じて電子メディアとの正しい付き合い方を提案し、デジタル社会の善き使い手を育成するための正しい知識と学術的な研究に基づく教育活動に貢献されています。

個人部門・知事表彰

津村雄一(つむらゆういち)様

令和4年に地域密着総合型サードプレイスとして「一般社団法人みんなの実家」を設立され、多世代が気軽に参加できる地域食堂「みなよし食堂」を実施されているほか、子育てや家族のこと等に関する悩みを専門家が相談にのる「みんなの談話タイム」、学校に通うことが難しい小中学生を対象とした鳥取県認定フリースクールの「フリースクールほとり」等幅広い活動により「こどもまんなか」社会実現の機運醸成に大きく貢献されています。

江原朋美(えばらともみ)様

平成30年に整理収納アドバイザーとしてお片付けサービスを開始され、保育園や学校で保護者向けの講演会を行うとともに、家庭の中のお片付けサポート、環境整備、生活改善の支援を行っておられます。また、令和2年からはSDGsの目標の1つである「質の高い教育をみんなに」を実現する活動として、「ランドセル FOR ALL」プロジェクトを実施され、不要になったランドセルを募集し、必要とする方へ譲渡する取組を行うなど、幅広い活動により地域の子育て支援に尽力されています。

団体部門

産後ケアやわらかい風

平成28年8月に、産後の母親と赤ちゃんのサポートを目的に鳥取市で立ち上げられました。団体に所属している助産師・保健師・看護資格をもった専門スタッフが、赤ちゃんの一時預かり、母子が一緒に過ごす日帰りのデイケアや宿泊のショートステイ、育児相談や個別相談支援を実施し、多方面で産後の母親の不安解消や負担の軽減に尽力されています。

特定非営利活動法人こども未来ネットワーク

平成14年5月から、子どもたちが生の芝居に触れる機会や地域の中で社会に関わることができる環境の提供を目的に活動を開始され、県内各地で継続的に活動を実施できる仕組みや人的なネットワークづくりをめざし、活動されています。

  

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