電気代・燃料代の高騰、材料費の価格上昇、物流コストアップなど、ものづくりの環境は厳しい状況にあります。また、米国の輸入関税見直しなど、景気を悪化させる要因は数多くあります。また、一方で「エネルギー使用の合理化に関する法律」「地球温暖化対策に関する法律」「都道府県の温暖化の防止等に関する条例」など遵守すべき多くの規制があります。
本講座では先ずは着手して頂きたい使用電力の削減を目的にした電気管理について実践的に学びます。
省エネルギーに係る測定・検証実習を通し、電力管理をメインに省エネルギー管理を知ることで、その対策を進めるための技能・技術を習得できます。
※昨年までは省エネルギーについて概要セミナーと事例発表を開催していましたが、本年度は要望が多かった省エネ実践講座を開催することとなりました。
講座内容の詳細はこちらのチラシでご確認ください。 募集チラシ

受講をご希望される方は「共通講座受講にあたってのお願い」をご承知の上、お申込みください。
開催概要
日時 : 令和7年7月24日(木)~25日(金) 2日間コース
9時30分~16時30分 (昼休憩 1時間)
会場 : ポリテクセンター鳥取(鳥取市若葉台南7-1-11)
定員 : 10人(先着順)
受講料: 一人当たり 10,000円(テキスト代含む)
持ち物: 筆記用具、関数電卓(スマホでも可)
対象者: 省エネルギー設備の保全業務に従事する技能者・技術者であって指導的・
中核的な役割を担う方
講師 : 株式会社イーマジック 鷲見 圭一 氏
講座内容
1.関係法令 (省エネ政策概要)
(1) 省エネ法(エネルギー使用の合理化に係る法律)
(2) 温対法(地球温暖化対策に関する法律)
(3) 条例(都道府県による恩田安価の防止等に関する条例)
2.省エネの進め方 (省エネ対策と計測・検証)
(1) 電気料金とデマンド管理
・電気料金自由化、電気料金のしくみ、デマンド管理、対策事例、機械監視
(2) 電気機器の損失と省エネ対策
・変圧器、誘導電動機、インバータ化、その他
(3) エネルギー使用の合理化
(4) 省エネのための計測・検証方法
(5) データ分析(多変量解析)
・表計算ソフトについて、単回帰分析、重回帰分析、その他
3.省エネ手法 (省エネ分析実習)
(1) 省エネ効果の試算
・デマンド監視による節減、変圧器運転休止による節減、高効率機器への置き
換え、インバーター化、その他
(2) 電力需要複合計測の記録と分析実習
・デマンド予測、最適プラン、その他
(3) 監視装置による高効率化変圧器の日負荷分析
(4) データ解析実習(単回帰分析、重回帰分析)
(5) 計測データの重回帰分析実習
・空調設備の電飾、室内外温室度、その他
(6) 設備における省エネの取組み事例
申込方法
「とっとり電子申請サービス」からお申込みください。
https://apply.e-tumo.jp/pref-tottori-u/offer/offerList_detail?tempSeq=15792
スマートフォンの場合はこちらのQRコードもご利用いただけます。
※申込みに際して法人番号の記入が必要です。予めご確認ください。なお、不明の場合はこちらから検索で
きます。 法人番号公表サイト(国税庁)
申込期間
令和7年5月23日(金)9時 ~ 6月23日(月)15時
問い合わせ先
鳥取県商工労働部雇用人材局産業人材課 担当:岸、山本
電話 0857-26-7691