2025年9月18日
9月10日(水)きくリンタイム体験活動で、毎年楽しみにしている陶芸教室を開催しました。利用者と保護者、また館内のスタッフも参加して、賑やかな活動となりました。
毎年お招きしている講師の先生が基本的なことを説明され、いよいよ各自が粘土を練り始めました。「何を作ろうかな?」「小さめのカップがいいな」など、悩みながらも指先の作業が進んでいきます。手廻しのろくろに手を添えるたびに、「だんだん薄くなって大丈夫?」「器用な手つきだね」「いい感じ」と互いに声をかけながら仕上げていきました。先生の熱意と気さくな語りかけで和やかな雰囲気となり、茶碗・カップ・人形などオリジナル作品に向けて第一歩となる粘土の形成ができました。また、多くの参加者が電動ろくろに挑戦することができ、貴重な経験となりました。
「初めてだったけど上手くできたと思う」「作りたい物ができてうれしかった」「実際はけっこう難しかった」「人によって個性がでていておもしろかった」など、ものを作り出す楽しさと喜びを感じる活動となりました。11月には、完成に向けて「色つけ・釉薬」を行う予定です。
2025/09/18
2025年9月8日
9月3日(水)きくリンタイム体験活動で、ソーシャルワーカーによる社会人講話を開催しました。今回の目標は、「相手も自分も大切にするコミュニケーションをみんなで学ぼう!」でした。
まず、2人組で相手のいいところ探しから始めました。
最初に一言ずつ互いに褒め合うことは、うれしい気持ちになることを伝えました。次に「人間にはできて、AIにはできないこと、AIの苦手なこと」について考えました。「個性が出せないこと」「新しいことを創り出せないこと」「表情に出せないこと」などの意見があり、「人は
気持ちを読み取り、気持ちに寄り添うことができる」ことを確認しました。スタッフがモデルとなり、家庭でゲームに夢中な息子役とそのことを叱る母親役のデモンストレーションを見て、「こんな時、どうしたらいいだろう?」と、みんなで考え、よかった言葉かけの場面を振り返りました。これを参考に、この後、2つの例をロールプレイしながら、良かった声かけなどをモデル役にフィードバックするなど、「相手も自分も大切にするコミュニケーションをみんなで学ぼう!」という今日のテーマにチャレンジしてみました。
最後の感想には、「こういう一つ一つの気遣いが良好な人間関係につながる」「人それぞれ違う考え方があって、共感できる部分や感心できる部分がありました」「人によって意見が違う所がおもしろいなと思いました」などがありました。今回、社会生活の中で対人関係、社会性など必要なスキルを身につけるために、コミュニケーションを大切にするトレーニングを取り入れてみましたが、またやってみようかなと余韻が残る1日となりました。
2025/09/08
2025年8月22日
8月20日(水)きくリンタイム体験活動で毎年恒例の夏を楽しむ会を開催しました。おいしいものをたくさん食べて、みんなが笑顔で楽しむことができました。
お盆休み明けでしたが、久しぶりにいつものメンバーがそろい、手際よく分担して準備を開始。メニューは、たこ焼き、ポップコーン、綿菓子、かき氷の4種類。3台のたこ焼きプレート上で、みんなの手が休む間もなくフル回転。「丸くするのは難しいな」「器用に丸めてるね」などの声と、ポップコーンがはじけてできあがる音が心地よくミックス。正午から館内の職員などを招き、「いらっしゃいませ!」のかけ声で会食スタート。作る人も食べる人も笑顔で「おいしい!」を連発。最後は、ブルーベリーなどのトッピングを自由にかけながら、かき氷に満足顔。
会食中に準備したクイズも出題され、会場の雰囲気を和ませてくれました。「食べたものがおいしかった」「達成感がすごかった」「成功してよかった」「みんなでやるから楽しかった」「人に喜んでもらえてうれしかった」などの感想もあり、みんなのつながりがさらに強くなってきていることを実感できる1日となりました。また、来年も「いらっしゃいませ!」の元気な声でお待ちしています。
2025/08/22
2025年7月22日
7月16日(水)きくリンタイムの調理活動で、餃子づくりに取り組みました。利用者の中で今回の責任者を決めました。調理活動は本年度3回目で、責任者の準備・指示のもと、参加者も協力しながら活動に参加しました。
責任者が事前に価格調査を済ませて買い物リストを準備してくれたおかげで、買い物をスムーズに終了。掲示した簡単レシピを説明。野菜(キャベツ・ニラ)を包丁で細かく刻み、豚のひき肉や調味料を加えて餃子のタネづくり。「ちょっと遊び心でオリジナルの包み方を試した」など、それぞれが大きめの餃子の皮にタネを丁寧に包んで、いよいよフライパンで餃子焼き開始。「ジュ~といい音」「火加減大丈夫かな?」「いい焦げ目ができてきた」などのつぶやきが聞こえ、しばらく餃子を焼くと、スイカ・卵スープ付きの餃子定食が完成。責任者の「いただきま~す」のかけ声で、みんなで楽しく完食。
片付けの後、参加者は「初めて餃子をつくったけど、まあまあだな」「パリパリよりもちもち餃子かな?」「おいしかった」「調理は大変だ」「みんなで交流できて楽しかった」などの感想を振り返り用紙に記入していました。調理の回数を重ねるごとに、メンバーのチームワークがよくなってきていると実感できた1日となり、次回の調理がますます楽しみになりました。
2025/07/22
2025年7月14日
7月9日(水)東部・中部・西部合同スポーツ交流会が、倉吉市の上井コミュニティセンターで開催されました。とても暑い1日でしたが熱中症対策をしながら、芝生の上で熱闘グランドゴルフを楽しみました。
まずは、東部・中部・西部の仲間が交流を深めるために、A~Dの4グループにチーム分け。グループごとにスタート位置をかえて、緊張の中いよいよ開始。初めて顔をあわせる人もいましたが、「しまった」「どうやったらまっすぐいくの?」「なかなかいいタッチだね」「ナイスゴール!」など、和気あいあいとした声が各グループ内で連発。楽しそうな笑い声、「カーン」というヒット音とゴール音「チ~ン!」が響き渡る会場。途中テントで休憩をはさみながら、あっという間に合計8ホール終了。
集計作業の間、コミュニティセンターの和室でカードゲームを楽しみ、さらに交流が深まりました。表彰式では、チーム賞、個人賞、ホールインワン賞が発表され、受賞者は笑顔で賞状を受け取りました。「事前に公園で少し練習した成果かな?」とつぶやく人も。みんなで飲んだ冷たいドリンクが心と体を癒やしてくれ、思い出に残る1日となりました。
2025/07/14
平成22年度から鳥取県教育センター教育相談棟でハートフルスペースを運営しています。
東部のカウンセラー、ソーシャルワーカーが、中・西部の相談にも応じています。
さまざまな体験や家族以外のスタッフ、利用者との関わりをとおして、少しずつ自分を見つめたり、好きなこと・興味あることで自己を表現したりできるなど、「ハートフルスペース」を安心して過ごせる場にしていきたいです。ぜひ、見学においでください。(東部ハートフルスペース スタッフ一同)
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