本コンクールの募集を行ったところ、17名から応募があり、一次審査(書類審査)により5名が現場に応募作品を制作しました。
 現場に制作された作品を二次審査し、平成26年10月18日(土)グリーンフェスタinとっとり2014(第46回花と緑のフェア:東部地区)「湖山池公園リニューアルオープン記念式典」において表彰を行いました。
  

大賞

受賞者

作品写真
遠藤佳代子(八頭郡八頭町:(株)遠藤農園ガーデン事業部)

作品タイトル

 人も植物もすくすく育つ庭

~ふかふかの肥えた土は、植物はもちろん人も元気にしてくれます~

作品コンセプト

忙しく慌ただしい毎日。緑の中にいると、一瞬でも自然のリズムに戻され心も体も元気になります。少し車を走らせると、美しい野山や海など豊かな自然の中で過ごすことができる鳥取ですが、お庭は一番身近な自然。鳥取の美しい野山や海辺をお手本に植栽をし、眺めて楽しむのはもちろん。そこで育てた果樹は、花が実になる様子を楽しむ、収穫して食べる、料理する楽しみも与えてくれます。庭は毎日の生活をもっともっと楽しくしてくれるのです。
みんなが楽しく元気に暮らせば、鳥取は美しい自然だけでなく「美しいふるさと鳥取」になると思います。
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優秀賞

受賞者

作品写真

石亀 靖(倉吉市:石亀芳樹園)

作品タイトル

「美しいふるさと鳥取の庭」~風紋~

作品コンセプト

鳥取の美しい風景の代表である、砂丘の風紋をモチーフに作図をしました。風紋を表す材料は、倉吉の町並みを構成している「赤瓦」を使用します。
家屋の解体で廃棄される瓦は安価で入手しやすく、町の思い出を繋ぎ留めるには、うってつけの材料といえます。県民の誰でも工夫次第で庭に取込むことができ、創造力をかきたてます。また、敷砂利に瓦ラッシャー砂利を使い、建築資材のリサイクルを提案します。
植栽は、ナチュラルガーデンを意識し、本県に適した植物を用いて、和モダンな景色を体現します。
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準優秀賞

受賞者

作品写真

湯浅 陽子(米子市:錦海ナチュラルガーデンクラブ)

作品タイトル

晴れ舞台(ステージ)

作品コンセプト

とっとりの自然をぎゅっと庭に詰め込んだこの庭は、水場、日陰、ガレ場、草原、日向と生き物たちが興味を持つように変化のあるつくりになっています。農薬や肥料を使わず、蝶の餌となる蜜のある花や食草を植えていますので、優雅な蝶の舞が見られます。
マウンドで外からの視界を遮り、プライベートな空間をつくりだしていますので、切り株のシートに腰をかけゆったりと幸せ時間を過ごして下さい。
ここは、生き物が輝ける場所(ステージ)なのです。
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奨励賞

受賞者

作品写真 小倉 秀夫(倉吉市)

作品タイトル

鳴く鳥の 声もかわらず 樹群かな

作品コンセプト

人には、心の中に(記憶)ある子供の頃に過ごした風景があると思います。この庭は地元三朝町の人形峠にある山林の景を元に作成にあたりました。学生時代に実習で山に登り。下刈りや伐採など汗まみれ泥まみれで仲間とナラの木を切り倒しては椎茸の原木を運んでいました。そんな自然の中をゆっくり、じっくりみつめているといろいろ色々な植物が足下から空高くまで静かに生えているではありませんか。そんな想いをもって25年ぶりに母校に勤めることになりひさしぶりに山に行くと、時は流れても鳴く鳥の声も変わらず木々も新しい命を育みながら生きている。また古木も根絶えずに今も生き継いでいる。
そんな自然の一景をいつもの生活でみんなで(家庭)楽しめたらどんなにいいのでしょうか、そんな想いを巡らせた庭です。
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受賞者

作品写真

髙橋 祐眞(香川県高松市:西武造園(株))

作品タイトル

風紋の庭

作品コンセプト

2014年に訪れた、鳥取の海辺の風景を表現した庭です。切り立った崖にしがみつく松の木。
山と海の間に、寄り添って生きる家々。
その土地に根ざして生きている事を感じさせてくれた雄大な風景。
岩場や海岸を歩けば、咲き誇る細かな草花に目を奪われます。
そんな土に、そして砂に手の届く、土地の美しさをこの庭を歩いて感じてもらえたらと思います。
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