洋野町では東日本大震災の津波により式典の会場となっている漁港施設をはじめ、ウニの養殖施設など、多くの水産施設が甚大な被害を受けました。
今回の感謝祭は被災した沿岸地域と内陸地域、さらには全国との絆を深めるとともに、「ウニの森づくり」を通じて、豊かな海とそれを支える森林とのつながりの大切さを岩手県内外の方々や次代を担う子どもたちにしっかりと継承していくために開催されたものです。
植樹活動では、鳥取県から里帰りしたコナラの苗木1,000本を含む1,600本の苗木を植栽しました。
苗木贈呈では、まず平井知事から被災地に対する鳥取県の取組み等が述べられ、次に、プロジェクトに取り組むみどりの少年団を代表して、南部町立会見第二小学校 福本 隆斗(ふくもと りゅうと)さん、米子市立車尾小学校 山根 志帆(やまね しほ)さんから「鳥取県の人たちが大切に育ててきた苗木を、心をこめて植樹したい。苗木が大きくなって、岩手県の皆さんの命を守り、豊かな海づくりをする森になってほしい。遠く離れた鳥取からでも、自分たちにできることを続けていきたい。」とのメッセージを送り、コナラの苗木を贈呈。
地元のボランティアの方々と一緒に植樹作業を行いました。

平井知事から達増岩手県知事へ、鳥取県みどりの少年団から岩手県児童へ苗木贈呈。
全員で記念撮影。


主催者と平井知事によるコブシの記念植樹と記念標柱の建立

鳥取県からお届けしたコナラの植樹作業の様子