平成28年2月15日開催「日本の色を染める」

(1)日時 平成28年2月15日 12時40分~15時30分

(2)対象 生活環境科1年生 20名

(3)講師 吉岡 幸雄さん(染司よしおか主宰)
      深澤 芳樹さん(奈良文化財研究所客員研究員・天理大学客員教授)

講師の芳岡幸雄さん 紅花染め体験の様子
        講師の吉岡 幸雄さん              体験の様子

 伝統的な技術を用いて染織に取組む、染織史家・染織家の吉岡幸雄さんをお招きして講座を開催しました。日本をはじめ世界各地で古代から特別な色と考えられていた「赤色」の話を中心に、染織や色の歴史と文化についてお話ししていただきました。

 お話の後、「弥生の色を染める」と題して、弥生時代に行われていた紅花染めを体験しました。水にもみ出した赤の色素が絹のスカーフに移り、とてもきれいなピンク色に染まりました。体験した生徒の皆さんにとても喜んでいただけました。 トークセッションでは、智頭枕田遺跡(智頭町)の縄文土器や青谷上寺地遺跡(鳥取市青谷町)の木の容器など、赤く塗られた出土品を鑑賞しながら、コーディネーターの深澤芳樹さんと吉岡さんに色の歴史についてお話しいただきました。
  

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