用語

意味

山岳信仰

(さんがくしんこう)
 山を崇(あが)め奉る信仰。基本的には山や、山にある大木、巨大な岩を信仰母体とすることが多い。縄文時代に狩りの獲物をもたらし、家屋の材料や燃料を与えてくれるのは山であったことから、縄文人が山に対する感謝と畏敬の念をもっていたことから始まった。
修験者

(しゅげんじゃ)
 「大自然の山中に分け入って修行し、心身を鍛錬し、聖なる力、超自然的な神仏の力を得た者。」とされている。
修験道

(しゅげんどう)
 縄文以来の伝統の山岳信仰が神道や仏教の影響を受けつつ、7~8世紀に、役小角によって過激な修行をかさね山岳宗教として確立されたもの。平安時代後期(11世紀)に最盛期を迎え、全国に広がった。
投入堂

(なげいれどう)
 伝説では、役行者が空中に投げ入れて作ったところからこの名がついたといわれる。鳥取県内唯一の建造物の国宝。古くは「蔵王殿(ざおうでん)」と呼ばれ、蔵王権現を祀った。年輪年代法による測定で、平安時代後期の建造であることが確定。
御幸行列

(みゆきぎょうれつ)
 三徳縁の日(現在の4月18日)の春会式とともに行なわれていた行事。三佛寺本堂内に安置されている二基の神輿(現在みささ美術館に展示)、竜笛(りゅうてき)や篳篥(ひちりき)などの雅楽、獅子舞、裃や鎧兜を身につけた人々が行列をなして三徳山付近の村々を練り歩く。平成18年4月に約50年ぶりに復活。同10月には三朝温泉街でも行列を披露した。
役小角

(えんのおづぬ)
 修験道の開祖。尊称で、役行者(えんのぎょうじゃ)と呼ぶ。飛鳥時代後期に大和地方に住んでいた山林修行者。空を飛ぶなど、超人的な話が語り継がれている。