感染管理の目的は、患者およびご面会の皆さま、および職員など院内に出入りするすべての人を院内感染から守ることです。
当院は、新生児や抵抗力が低下し感染しやすい状態の方の入院も多く、感染対策は最も重要です。
診療部門とは独立した感染管理の組織として、平成19年4月に、医療安全・感染防止対策室が設置され、その後、平成25年4月に感染防止対策室と名称が変更されました。
感染防止対策室は、組織横断的に活動して、医療の質を向上させ、感染対策を推進するための院長直属の機関です。
職員は、院内の感染防止対策マニュアルに従って医療行為をしています。中でも、手指衛生(手洗いまたは手指消毒)は、最も重要な感染対策として全部署で取り組んでいます。当院ではすべての職員へ、患者さんに触れる前と後に、手指衛生を行うことを義務付けています。お気づきの点があれば、遠慮なくお申し出ください。
患者およびご面会の皆さまも、以下の要領で手指衛生へのご協力をお願いいたします。
<手指衛生を行う時期>
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病室に入る前
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くしゃみを手で押さえた後
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食事の前
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トイレの後
<手指衛生の方法>
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病室前に設置してあるアルコールをお使いください。手に取って、乾燥するまでよく擦り込んでください。
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病室やトイレの手洗い場で、流水と石けんで30秒間手洗いをしてください。(30秒:ぞうさんの歌をゆっくり2回繰り返す)
以下についてもご協力をお願いします。
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咳やくしゃみが出るときは、咳エチケットとしてティッシュで口元を押さえるかマスクの着用をお願いいたします。マスクが必要な場合は、看護師にご相談ください。
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熱・咳などの症状がある方は、面会をお断りしています。
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吐き気や下痢などの症状のある方は、面会をお断りしています。
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小さい子どもさん同伴での面会はお控えください。(水ぼうそうやおたふく風邪などは症状が出る前に人にうつす可能性があります。)
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ご不明な点がありましたら、ご遠慮なく近くの職員または感染防止対策室におたずねください。