防災・危機管理情報


 鳥取県男女共同参画審議会では、平成22年7月に知事から「第3次鳥取県男女共同参画計画」について諮問を受け、昨年度から議論を重ねてきました。このたび、その検討結果をとりまとめ、知事に答申を行いました。なお、県ではこの答申を踏まえ、「第3次鳥取県男女共同参画計画」について2月定例県議会に附議する予定です。


答申1    答申2
平成23年12月9日
鳥取県男女共同参画審議会
 会長 田中朝子 氏、副会長 西垣幸信 氏より知事に答申

  

答申の概要

計画の期間

平成24年度から平成28年度までの5年間

計画の基本的な視点

1.女性の参画による社会全体の活性化
少子高齢化、人口減少が進む中で、経済、社会会の活性化にとって多様な人材を活用することが求められており、様々な分野への女性の参画の取組を促進し、地域社会の活性化につなげていくことが必要。

2.男性にとっての男女共同参画
男女共同参画社会は多様な生き方を尊重し、だれもが職場、家庭、地域などあらゆる場面で活躍できる、女性のみならず男性にとっても暮らしやすい社会であり、男女共同参画を男性の視点からとらえ、理解を働きかけることが必要。

3.男女共同参画の推進による地域活力の創造
高齢化や単身世帯の増加、人間関係の希薄化が進む中で、地域においては男女が共に担わないと立ち行かない状況となっており、女性も男性も高齢者も若者も自ら住む地域に関わり合い、地域力を高めていくことが必要。

4.男女間における暴力を許さない社会づくり
男女間における暴力は重大な人権侵害で、男女共同参画社会をつくる上で克服すべき重要な課題であり、配偶者などにおける暴力、性犯罪、セクシュアル・ハラスメントなどを許さない社会づくりが必要。

作成にあたっての留意点

1.社会情勢の変化や、国の第3次男女共同参画基本計画などを踏まえ、10の重点目標(2項目を新設)を掲げました。

2.重点目標ごとに現状と課題をまとめ、代表的なデータを図示するなど、県民にわかりやすい計画となるよう心がけました。

3.検討段階においては、市町村及び関係団体等との意見交換を行い、県民の意見を取り入れた計画となるよう努めました。

計画の体系

3つの基本テーマごとに10の重点目標を掲げ、それぞれについて現状と課題、施策の基本的方向と主な取組をまとめました。

A:男女共同参画の視点に立った社会制度や慣行の見直し、意識の改革
重点目標1 自治体、企業、団体などで物事を決める場面への男女の参画
重点目標2 男女共同参画の理解を広げる広報啓発、学習機会の充実
重点目標3 男性や子どもにとっての男女共同参画<新設>
重点目標4 地域の様々な分野における男女共同参画の推進

B:職場、家庭、地域において多様な生き方を選べる社会の実現
重点目標5 男女がともに能力を発揮できる職場環境づくり
重点目標6 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進<新設>
重点目標7 農林水産業、商工業などの自営業での男女共同参画の推進

C:人権が尊重され、だれもが健康で安心して暮らせる社会づくり
重点目標8 男女共同参画の視点に立った高齢者、障がい者、外国人、
        ひとり親家庭などが安心して暮らせる社会づくり
重点目標9 男女間におけるあらゆる暴力の根絶
重点目標10 生涯を通じた男女の健康支援

答申【全文】(PDF:2.23MB)

アドビリーダのダウンロード

計画の参考資料

数値目標

実効性のある計画とするため、第2次計画より34項目増やし、81項目の数値目標を検討中。

具体的施策

重点目標ごとに記述された「主な取組」の具体的施策について、施策内容と担当課を明記。

  

最後に本ページの担当課    男女協働未来創造本部 未来創造課
    住所  〒682-0816 倉吉市駄経寺町212-5 エースパック未来中心内
    電話  0858-23-39760857-26-7075    
    ファクシミリ  0858-23ー3989
    E-mail  mirai-souzou@pref.tottori.lg.jp

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000