宮崎県で発生した口蹄疫に関しては、8月27日に終息宣言が出されました。
この口蹄疫は、牛や豚などの偶蹄類の動物の口や足に水疱などができる家畜の伝染病で、人の健康には影響はありませんが、家畜にとても強い感染力があり、感染した場合には県内の畜産業界に多大な被害をもたらします。
このため、鳥取県内全域の牛及び豚などの家畜飼養施設では、この伝染病の侵入を防止するため、関係者以外の出入りを厳しく制限したり、農場出入り口での消毒を徹底しているところです。
鳥取県では、終息宣言後も、引き続き消毒等の徹底等による防疫の強化に努めていきますので、県民の皆様におかれましても、農場への関係者以外の出入りは極力避けていただき、特に無断で農場に入ることは絶対に避けてください。
また、やむを得ず農場に入る場合は、農場主の指示に従い、車両、器具、靴底等の消毒の徹底をお願いします。
なお、野生の偶蹄類(イノシシ、シカ等)において、口蹄疫を疑う症状が確認された場合は、速やかに市町村に御連絡ください。