守る会のＰＲジャンパー

日野川源流の日南町多里地域には、国指定天然記念物のオオサンショウウオ（はんざけ）がたくさん生息しています。

「多里オオサンショウウオを守る会」（面田洋一　会長）が中心となって、
はんざけの保護や「オオサンショウウオの棲む里」として地域活性化の活動を行っています。



平成２０年の「オオサンショウウオの会日南大会」という全国レベルの大会開催を機に、
揃いのＴシャツとジャンパーを作ったところですが、このたび、手ぬぐいが新しく登場しました！

また、「はんざけ　おたのしみパスポート」というポイントカードも作り、「にちなん食のバザール」などで特産品を購入するとポイントがたまって賞品がもらえる工夫もしています。
　
　　
　　　　　☆日南町の紹介も兼ねたかわいらしいイラスト（１枚500円で販売中）☆
　
 
さて、先日開催された川の掃除＆はんざけ学習会には、小さな子どもさんを含めて約２０名の方が参加されました。

約２時間かけて、旧多里小学校裏の親水公園や国道沿いの日野川をキレイにしました。
草刈り、草抜き、引っかかっている草木の取り除き、ゴミ拾いなど・・・
　
　  
   
★引き続き、鳥取大学　岡田純先生を招いてのはんざけ学習会です。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　 
先生方がすぐそばで見つけた７０センチ位のはんざけは、３０年以上生きているオスで、これまでに確認されていない個体でした。
背中を少し触らせてもらい、体の長さや重さを調べた後、チップを入れて川に返しました。  
　
もう少し上流には１０数センチの小さなはんざけもいて、岡田先生の話によると、これは次世代が育っているという証で、とても嬉しい話で貴重なことだそうです。  

多里地域の川は、「はんざけがそばにいるのが当たり前という奇跡の川」。
守る会の方々は、これからも毎年、川の清掃活動を続けていきたいとおっしゃっています。

 
　　　　　


【問い合わせ先、手ぬぐい購入先】　
　　多里地域振興センター　電話０８５９－８４－０１５１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜参考記事＞
・日野ごよみ９月９日アップ　「日野川をきれいにして“はんざけ”に近づこう！（９月１０日開催）」