毒きのこ食中毒の予防


 鳥取県でのきのこ中毒の発生は、特にクサウラベニタケをウラベニホテイシメジ(鳥取地方では通称イッポンシメジ、ホテニガ)と間違え、また、ツキヨタケをヒラタケと間違えたものが主体となっています。
 きのこ狩りをする時は、しっかりした知識を身につけ、初心者は必ずベテランと出かけるようにして、毒きのこによる食中毒など起こさないようにしましょう。
  また、知らないきのこは採ったり食べたりしないようにしましょう。間違って毒きのこを食べた時は、きるだけ早く吐き出し、すぐに医師の診断を受けてください。

キノコの写真

クサウラベニタケとウラベニホテイシメジの見分け方



種類
       

クサウラベニタケ
(毒)

ウラベニホテイシメジ
(食)

外観 全体的にきゃしゃな感じ 大型で、全体的にしっかりとしている
直径 3~8cm 7~17cm
表面

ろうをひいたような感じ。
乾くと色が薄くなりやすい。
(灰色から白っぽい色へ)

絹光沢の白い繊維紋がある。
指で押した様なシミのみられることがある

長さ 5~10cm 10~20cm
太さ 0.5~1.5cm 1~3cm
手でさわった感じ フカフカで柔らかく、また、もろく、折れやすい。 内部は充実、弾力性があり、柄は比較的深く土の中に埋まっていることが多い


ツキヨタケと類似の食用きのこ

 

ツキヨタケ
(毒)

ヒラタケ
(食)

ムキタケ
(食)

シイタケ
(食)

ツキヨタケとの類似性   形が類似 形が類似 形が類似
柄の肉のシミ 暗褐色のシミ
ヒダつけ根のツバ 環状のツバ
発光性
  

問合せ先

中部総合事務所農林局 林業振興課 普及担当
電話:0858-23-3341

  

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