2026年3月25日網代港地方卸売市場の市場調査に行きました。
この日は沖底船7隻で、ホタルイカが400箱、アカガレイが300箱、ハタハタが100箱の水揚げありました。


ホタルイカは網代地区で2月上旬から好調な水揚げが続いており、未集計ですが前年、平年を上回るようなペースで水揚げが続いている状況です。網代沖~兵庫沖で獲れている模様で漁場も近く、連日、鮮度が良いホタルイカの水揚げが続いています。
ホタルイカの分布水深帯は水深200m程度で、例年、その水深帯で漁獲されることが多いですが、
最近は水深150-170m台と例年と比較して浅い水深帯で漁獲されているようです。
ホタルイカはやや底層から網を浮かして曳き、目合が小さい専用の網で獲られていますが
その網にどうもホタルイカに混ざって体長10cm程度の小型のハタハタ(ジンタン)が多く入るようです。
この日は、ハタハタの最小銘柄(6番サイズ)が最大30箱/隻の水揚げがありました。

このサイズのハタハタは2025年に生まれた1歳のハタハタと思われます。
近年のハタハタの漁獲量は2023年に例年の1/10程度と極端な不漁となり、2024ー2025年も例年の半分程度の低調な漁獲量となりました。
3月中旬に水産試験場の第一鳥取丸でハタハタの漁期前調査を行いましたが、
小型の個体も含め、ハタハタはほとんど獲れず、今期も引き続き低調な漁獲が続くことを心配していました。
一方で、今回、小型のハタハタが漁場にいることが分かりハタハタの小型個体の加入が見られることから今後、ハタハタの漁獲が回復に向かう明るい兆しを感じることができました。
他にもクロザコエビ(モサエビ)、ボウズイカ(ミミイカ)、マダラ、アンコウ、マフグ等の水揚げがあり、
沿岸ではカメノテ、クロマグロ(ヨコワ)の水揚げがありました。


