2026年1月16日網代港地方卸売市場、賀露地方卸売市場の市場調査に行きました。
まずは網代港地方卸売市場の水揚げ状況です。
この日は沖底船6隻の水揚げがあり、水揚げの大部分は松葉がにの水揚げで、約900枚の水揚げがありました。
例年、この時期に水揚げが多くなるアカガレイは少量で40箱程度の水揚げしかありませんでした。

漁業者の方にお話しを聞くと、
年明けてからも松葉がにの相場がさらに良くなってきているようで、
昨年から引き続き網代ではカニ狙いの操業が中心とのことです。
アカガレイも狙ってはいるが、毎年獲れる漁場であまり獲れなかったり、
獲れても小型主体との情報を伺いました。
松葉がにはサイズが良いものも水揚げされており五輝星の水揚げも1枚ありました。
少量ながらクロザコエビ(モサエビ)、エッチュウバイ(白バイ)、ノロゲンゲ(ドギ)等の水揚げもありました。


続いて、賀露地方卸売市場の水揚げ状況です。
賀露は沖底船4隻の水揚げがあり、
アカガレイ1190箱、ハタハタ280箱、ソウハチ245箱、クロザコエビ(モサエビ)120箱の水揚げがありました。
アカガレイは小型銘柄主体の水揚げですが、大型の雌のアカガレイの水揚げもあり、お腹が大きく、産卵に向け卵巣が発達してきていると思われます。


賀露では昨年末から少量ですがハタハタの継続的な水揚げが見られます。
赤碕沖で獲れている模様で、サイズは3~4番銘柄(体長15~17cm)の2歳、3歳魚主体です。
昨年秋のハタハタの水揚げは比較的好調で2025年9月の水揚げは前年同月と比較して56%増となっていました。
秋田県では記録的な不漁が続いているとの情報がありますが、山陰沖で獲れるハタハタ(日本海西部系群)の資源動向はまた違った動向にあることが伺えます。
来月の中旬頃に第一鳥取丸で赤碕沖でハタハタの分布調査を予定しており、盛漁期の春に向け、今後の漁獲動向を予想していきたいと思います。
他にも立派なサイズの毛ガニ(近年、水揚げが多くなってきているように感じます)、エゾボラモドキ(赤バイ)、ユメカサゴ、活のクロザコエビ(モサエビ)等の水揚げがありました。

