2022年4月15日

2022年4月15日 沖底市場日記@賀露地方卸売市場

 賀露では、令和4年度初めての市場調査です。本日、賀露では3隻の入港がありました。小雨で少し肌寒かったですが、市場の中は活気であふれていました。

 まずは、ソウハチ(エテガレイ)の測定です。1,000箱近い水揚げがありました。今回はやや浅めの操業だったため、比較的小さい銘柄の箱数が多かったです。

 続いて、今年度から市場調査を開始予定のヒレグロ(べら、やまがれい)の測定を行いました。地元では“やまがれい”と呼ばれ、その名の通り、ヒレグロの木箱が山積みでした。木箱の個体は魚体が見えず、測定出来ず残念でしたが、発泡容器の比較的大きい銘柄は測定できました。

garo1 souhachi

yama nigisu

 そして、ヒレグロと同じく今年度の市場調査から開始予定のニギス(おきぎす)も測定することが出来ました。蓋を開けるととにかく美しく、鮮度抜群なのが見てとれました。そして、お馴染みのハタハタです。例年通り、体長15cm程度の2歳魚主体で1,000箱以上の水揚げでした。

hatahata garo2

 写真を見てお気づきの方もおられると思いますが、沖底市場調査の水産試験場の主担当が4月から変わりました。

 資源評価の対象魚種の拡大への対応と東部の市場調査の効率化などのため、前任者は、県庁から市場調査に参加させていただいております。新しい体制でしっかり資源調査が出来るようにしたいと思います。

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