2022年1月12日

2022年1月11日沖底市場日記@網代港地方卸売市場&賀露地方卸売市場(2022年1月12日)

 11日の昼頃から再び海が大荒れになるということで、本日、網代で6隻の入港がありました。網代では、アカガレイ主体で1,000箱以上の水揚げがあり、次いでハタハタ、松葉がになどが水揚げされていました。12月までとは一気に魚種が変わった感じです。

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 網代では、魚は今年初めての測定です。アカガレイは大きいものは、ノギスの長さが足りないため、体長を頭と頭以外を2つに分けて測定しなければならず、時間がかかりとても大変です。また、魚体が重なっていると触ることはできないので、測定も出来ず、別の下の箱を引っ張りだして、測定しており、腰に疲労が相当来ます。(往復で4時間一人で自動車を運転し、2つの市場で測定をこなし、以前は何ともなかったですが、最近体力が衰えて自分でも情けないです。)

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 網代を終え、賀露に行きました。賀露は今年の初水揚げです。全船入港で賀露もとても活気がありました。松葉がに主体で、そのほかカレイ類やハタハタなどが水揚げされていました。

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 賀露ではハタハタとソウハチの測定です。ハタハタは卵を持っている個体も見られました。賀露でもアカガレイがまずまず水揚げされており、比較的小さい手のひらより少し大きい銘柄も多く獲れていました。このまま若齢個体が増え、アカガレイの資源状況が上向くようにと思います。

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 今年も安全と大漁を心よりお祈り申し上げます。

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