ふるさと鳥取県だより

ふるさと鳥取県だより

令和2年12月25日(スタバはなくとも)

鳥取県ゆかりの皆さま

このメールは、当県が中京圏において、お世話になっている皆さまに
送らせていただいております。

スターバックス、セブンイレブン、ドン・キホーテがない。
そのことで鳥取県は日本一の田舎だと揶揄された時代がありました。
それぞれ、平成27年5月、平成27年10月、平成28年11月に県内第1号店が開店し、
いまでは複数の店舗がございます。
スターバックスについては、ある時期までは、全国で鳥取と島根両県ともになかったのですが、
平成24年、よりによって「とっとり県民の日」の9月12日に島根県進出が発表され、
当時、我等が鳥取県が唯一、スタバ空白県になることが判明しました。

これを聞きつけた在京テレビ局のディレクター(鳥取県出身)が平井知事に取材を申し込み、
そのときの知事のコメント「スタバはなくともスナバはある」が
同年10月の夕方の情報バラエティ番組で放送されたわけですが、視聴者の反響はもの凄く、
スタバと鳥取県がツイッター等で話題を席巻する事態になりました。
スタバがなかったこと、それだけのきっかけで平成25年1月には「すなば珈琲」が開業、
平成28年7月には鳥取県による「鳥取砂丘スナホ・ゲーム解放区宣言」の発表、
そしてこれに興味を持たれ、オファーを戴いたことで実現した平成29年11月の
「スタバはなくとも・・・」の波及効果はいまでも続いています。
逆境を跳ね返す好例であり、オカネはなくともPRできる一例であると思います。
今年もたいへんお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

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