沿岸もの市場日記

2019年07月25日

2019年7月25日 境港(小底)・淀江(定置)

境港の小型底びき網は、4隻が水深80m前後の沖合域でキダイ(れんこだい)、ナガレメイタガレイ(ばけめいた)主体に水揚げしていました。多い船は、れんこ350kg、ばけめいた80kgとかなりの量を漁獲していました。

中野船だまりでの荷揚げ作業の様子 計量作業

キダイ(写真の分で総量の3分の1) ウマヅラハギ(でんぼ)

少し浅い水深60m帯では1隻が操業しており、こちらもキダイ中心ですが、クルマエビ等の高級魚も水揚げされていました。また、あと1隻は水深30m程度の浅海で操業しており、バイ等の貝類を中心に水揚げしていました(トラフグあり)。

クルマエビ、ウチワエビ トラフグ

 

淀江の小型定置網は、夏枯れ気味になっており、漁獲が低調となっています(下の写真が全漁獲物)。

漁獲の主体はマアジ、サゴシ(サワラの未成魚)で、小型ですがカンパチ(あかひら)が揚がっていました。

淀江の定置網の全漁獲物 マアジ「中」規格

サゴシ(サワラの未成魚) カンパチ(あかひら)

 

【おまけ】帰り道、御来屋に寄ってみました。

サザエとアワビの出荷作業をされていました。

サザエ網の漁業者からは、今年はサザエが増えた感じ、水深5m程度の浅場が良いとの話でした。

サザエ クロアワビ

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