農大日記

2019年3月4日

作物コース実習風景(2月下旬)

 1. 田んぼの耕うん
 今年の冬は例年になく雪が少ない日が続いています。2月に田んぼの耕うんができる年はほとんどないのですが、2月21日から晴れや曇りの日が続いたので、25日から耕うんを始めました。久しぶりの耕うん実習になりましたが、トラクターの操作方法はだいぶ体に染みついているようで、全員がスムーズにトラクターを操作していました。

 

 

2. 農業試験場試験研究成果発表会への参加
 2月28日に農業試験場の試験研究成果発表会が開催され、学生達も参加しました。ポスターの前で試験場の研究員が直接説明してくれるポスターセッションや最新の研究についての詳しい発表などが行われ、学生たちも熱心に話を聞いていました。4月からのプロジェクト学習や就職先での仕事に活かしてもらえたらと思います。

 

3. 将来の経営計画作成
 2年生は卒業論文も終了し、人工授精師の資格を取得に行っていた学生も戻ってきたため、将来の経営計画を作成するゼミを行いました。卒業後の進路はそれぞれ異なりますし、実家の農業を取り巻く環境もことなります。10年後の自分を想像し、どのような品目をどれぐらいの規模で行うのか、そのためには、どのような機械装備が必要になるか、機械を買う資金はどうするのか、借入金の返済計画などを検討し、6年間の所得の推移やキャッシュフローがどのようになるのかをシュミレーションし、それぞれがみんなの前で発表しました。大きな夢を抱くパターン、堅実経営のパターン、消極的でもうけがほとんどないパターンと3者3様でしたが、将来を具体的に考えてみると色んな発見があります。

 

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