10月2日(木)に第2回担当者会を赤碕小学校において開催しました。
【授業公開】
5年生 Lesson5「What do you like? 友だちにインタビューしよう」
(第3時/4時間扱い)
◆本時目標 好きな色や形、数を問う表現の仕方に慣れ親しみ、進んで伝えようとする。
◆主な活動 友だちの好きな色や形を聞いてTシャツを作り、プレゼントする。
◆学習形態 担任とJTE、ALTによる授業
授業をすすめる担任と、児童役でモデルを示すJTE、ALTのように役割が明確に分担された授業でした。児童は、英語で自分の好きな色や形を伝え、友だちにTシャツを作ってもらう活動を楽しみました。ラッキーカード、ラッキーTシャツ等を設定し、最後まで楽しめる工夫がありました。
【協議で話し合われたこと】
・ALTのnativeな音声を聞く機会が多く取り入れられていた。
・活動に入る前に児童が自信を持って取り組めるよう、練習時間の確保に努めたい。
・英語表現が苦手な児童にとって、視覚支援になるような板書の工夫をしていきたい。
・全体指導・個別の支援、評価を誰がするのか、具体的に役割分担していく必要がある。
・今後のことを考え、高学年担当だけでなく、全職員で研修することを検討していきたい。

9月19日(金)に第2回担当者会を琴浦町立浦安小学校において開催しました。
【授業公開】
5年生 Lesson5「What do you like? 友だちにインタビューしよう」
(第3時/4時間扱い)
◆本時目標 色や形の言い方や好きな物を尋ねる表現に慣れ親しむ。
◆主な活動 Tシャツを好きな色、形でデザインし、それを紹介する。
◆学習形態 担任とALTによる授業
第1回の担当者会で確認した視点「担任とALTの役割分担」「児童に興味を持たせる工夫」が生かされた授業でした。英語での好きな色や形の尋ね方を担任とALTとのデモンストレーションで具体的に示していました。児童は、発表やグループ活動に積極的に取り組んでいました。
【協議で話し合われたこと】
・振り返りシートを使うことで学習の積み上げができてよかった。
・積極的にクラスルームイングリッシュ(*)を使い、英語に慣れ親しむ環境を作っていきたい。
・児童にとって目的や必要感のある場面を仕組んでいくことが大切である。
・授業の中に英語の歌を取り入れていきたい。
*クラスルームイングリッシュとは、”Stand up.“ ”That's right!”などの外国語活動や英語の授業の中で使われる表現のこと。
第2回外国語活動・外国語担当者会の日程が決定しました。
第2回担当者会は、授業研究会を通して、小中学校の連携を図り、
お互いの授業改善をめざして実施します。
中学校区ごとの開催ですが、他の中学校区への参加も可能です。
詳細については、開催期日3週間前に、メールにて開催要項を送ります。
参加される際は、開催要項を御確認いただき、〆切日までに、
開催校へFAXでお申込みください。
◆第2回開催一覧◆
7月7日(月)に第1回中部地区小・中学校外国語活動・外国語担当者会を開催しました。この会は、各中学校区での小中連携を図り、外国語活動や英語科の効果的な指導法につなげることを目的に、年2回実施しています。今年で4年目になります。
今年度は、ALTや外国語活動支援員も含め、40名の参加がありました。
1 講義「新たな英語教育の動向について」
グローバル化に対応した英語教育の改革が進んでいます。2020年の学習指導要領改訂に向けて、文部科学省から次のような案が示されています。
・小学校では、高学年で英語科週3コマ程度、中学年で外国語活動週1~2コマ程度
の授業を行う
・中学校では、基本的に英語だけで授業を行う
・今年度より、小・中学校英語推進リーダー養成講座がスタートする
(現在、有識者会議で検討されており、この秋から中央教育審議会で協議されます。
詳細については、文部科学省HPでご確認ください。)
2 実践発表「昨年度の湯梨浜町の実践から」
昨年度、羽合小学校で授業を公開された濵家功先生(現 湯梨浜町教委指導主事)に
外国語活動の取組を紹介していただきました。
6年 単元名 What do you want to be?(自分の夢を紹介する)
<参考にしたいポイント>
○担任と外部講師との役割が明確である。
○児童に興味を持たせる教材の工夫がある。
・中学校への期待感を高める工夫…「中学生によるスピーチ」ビデオ視聴
・外国の文化、考えを知る工夫…海外の子ども「将来の夢」ベスト10クイズ

3 グループ協議
第2回担当者会に向けて、中学校区ごとに公開授業の指導案を検討しました。
今年度、初めて担当者になられた方もあり、小中学校の担当者やALT、支援員
との意見交換がとても参考になったという感想が多くありました。

4 第2回担当者会について
第2回担当者会として、平成26年9月から平成27年1月にかけて、中学校区別で授業研究会を行います。
8月中には、各中学校区の授業日一覧表を中部教育局HPに掲載します。他の中学校区の授業研究会にも参加できますので、各学校の研修の機会にしてください。
5 参加者の感想から
・新しい英語教育の動向について知ることができた。
・実践発表や情報交換で知った他校の取組を参考に、授業改善したい。
・小学校の取組を受けて、中学1年の学習でもHi friends!を使ってみたいと思った。
・小中連携の大切さを再認識した。
1月22日(水)に第2回担当者会を北谷小学校において開催しました。
【授業参観】
6年 Lesson6「What time do you~?」(第2時/5時間扱い)
<学級担任と中学校教員とのT.T>
「動作や時刻の言い方に慣れ親しむとともに、生活を表す表現やその時刻を尋ねる表現を知る」を目標に学習が展開されました。
友だちや参観している先生とコミュニケーションを図る楽しさを感じられるようにゲームを取り入れたり、生活の様子を表す絵カードを有効に使ったりした授業展開でした。また、「聞く」「話す」の必然性を持たせたことにより、子どもたちが進んで相手の生活の様子を尋ねたり、自分の生活を紹介したりする活動につながりました。中学校の先生からは、本時の学習内容が中学の学習内容とどのようにつながっているのか、実際に授業で使っているカードを提示しながらの紹介がありました。4月から中学へ進学する子どもたちは外国語の授業に一層期待を高めていました。
【協議で話し合われたこと】
- 英単語は読めなくても、見せることは大事。板書されている英単語をなんとなく読んでいる子もいる。
- 本時で目指す姿を明確にし、子どもたちの実態に合わせて、ペア活動をしたり、文字を提示したりして授業展開を工夫する。
- 小中連携の場を設定し、中学校の先生に中学生の様子を教えてもらったり、小学校の外国語活動の学習内容を知らせたりする。

1月21日(火)に第2回担当者会を小鴨小学校において開催しました。
【授業参観】
6年2組 Lesson6「What time do you get up?」(第3時/5時間扱い)
「生活を表す表現や一日の生活についての時刻を尋ねる表現に慣れ親しむ」を目標に学習が展開されました。
授業の始まりは、クラス全員で「Hello song」を歌い、和やかな雰囲気でした。時刻を表す言い方では「15」と「50」の聞き取りに戸惑いましたが、何度か聞いたり、言ったりすることで聞き慣れてきました。インタビューゲームでは、参観している先生に「get up」「go to school」などのカードを引いてもらい、出てきた内容について聞き取りをする対話ゲームを楽しみました。様々な活動の中で担任の先生は変装したり、小道具を使ったりして子どもたちに興味関心をもたせ、やってみたくなるような活動が設定されていました。
【協議で話し合われたこと】
- 本時のねらいについて子どもたちに知らせること。ねらいを知らせることで活動に意欲を持たせることができる。
- 子どもたち一人一人に「聞くこと」「話すこと」のコミュニケーション活動の時間をしっかりと確保する。
- 授業では「間違えてもいいから話すことが大切だ」という雰囲気を作ったり、楽しめる学習活動の工夫をしたりすることが必要である。

1月17日(金)に第2回担当者会を関金小学校において開催しました。
【授業参観】
6年 Lesson6「What time do you get up?」(第3時/5時間扱い)
<学級担任と中学校教員とのT.T>
「生活を表す表現や時刻を尋ねる表現に慣れ親しむ」を目標に学習が展開されました。
1~60までの数字を英語で言う活動を本時まで継続して行っていたため、スムーズに言えました。その後、中学校の先生がT.Tで入り、中学校の英語学習の紹介を行いました。子どもたち は、生活時程を尋ねる学習をとおし、中学校の学習をイメージし、期待を膨らませていました。
【協議で話し合われたこと】
- ペア活動やグループ活動を取り入れ、自由に動いたり、時間や人数を決めたりして、色々な子ども同士でのかかわりを考える。
- 小中が連携してお互いの学習内容について知ることが大切である。
- 本時の中心活動は何なのかはっきりとさせ、十分な時間が確保されたねらいの達成につながる活動にする。

1月16日(木)に第2回担当者会を羽合小学校において開催しました。
【授業参観】
6年3組 Lesson6「What time do you want to be?」(第2時/4時間扱い)
〈学級担任と中学校教員、ALTとのT.T〉
「『want to be』を使って将来就きたい職業について尋ねたり答えたりする」を目標に学習が展開されました。
相手意識をもって会話ができるように、二人組やグループでのゲームが取り入れられていました。「Hi friends」だけでなく電子黒板といった視聴覚教材も有効活用されていました。校区の中学生が夢を英語で話す場面を設けて、聞き取る練習をするとともに、自分の夢を伝えようという意欲がもてる活動となりました。
小学校の外国語活動の公開授業をするために中学校区内の担当者同士で、目標・指導内容・指導方法などについて意見交換をする機会が何度かもたれました。小学校・中学校の教員の連携が十分に図られた授業でした。
【協議で話し合われたこと】
- 小中学校で情報交換や交流を増やすことで、指導方法や評価の方法、指示の仕方について学ぶことが多い。
- 一人一人を評価するために、フラッシュカードなどの教材を持ちながら聞く机間指導を取り入れていく。
- クラスルームイングリッシュを普段の授業の中でたくさん使い、子どもが英語に慣れるようにしていく。

1月10日(金)に第2回担当者会を三朝中学校において開催しました。
【授業参観】
1年1組 「Power up speaking3」(第2時/2時間扱い)
〈学級担任とALTとのT.T〉
「Can you~?を使った対話活動に積極的に参加しようとする。」を目標に学習が展開されました。
授業の導入にビートルズの歌を取り入れたのは生徒からの要望でした。必要に応じて歌詞の意味や発音を確認したり、授業につながる表現に着目させたりするなど、歌を効果的に使っていました。
友だちや参観している小学校の先生にCan you~?を使って「窓を開ける」「肩をもむ」「歩く」といった相手にしてほしい動作を具体物やジェスチャーを使いながら頼んでいました。生徒は久しぶりに英語で小学校の先生と話して、うれしそうな表情や、上達した姿を見てもらい、誇らしげな表情も見せていました。
【協議で話し合われたこと】
- 中学校ではかなりの部分、英語で授業が進められている。中学校に入ってから不安感をもたないよう、小学校でもっとクラスルーム・イングリッシュを使っていく
- 小学校から中学校へつなぐ学習内容の共通項目を中学校区内で確認していく。
- ワークシートや指導案などを中学校区内で共有化していく。
- アクティビティーなどの活動をどのように見取っていくのか。ねらいの達成につながる活動に展開されているのか全体で確認する。
11月19日(火)に第2回担当者会を北条小学校において開催しました。
【授業参観】
6年2組 Lesson6「What time do you get up?」(第2時/5時間扱い)
(学級担任と中学校教員、ALTとのT.T)
「1. 一日の生活について尋ねたり答えたりして、コミュニケーションを図ろうとする。」
「2. 一日の生活を調べ、英語での時刻の言い方に慣れ親しむ。」を目標に学習が展開されました。
主活動に入るまでに簡単なナンバーゲームやチャンツといった段階をおった学習過程によって子どもたちは外国語に親しんでいました。また、あいさつや指示、激励、賞賛など、クラスルーム・イングリッシュが授業の中でたくさん使われ、子どもたちの一生懸命に英語を聞こうとする態度を引き出していました。
中学校の先生やALTと一緒にゲームを楽しんだり、中学1年生の英語の学習内容について話を聞いたりすることで中学校の外国語授業への期待を膨らませていました。
【協議で話し合われたこと】
- 児童が楽しいと思える外国語活動の授業になるように前向きな評価言や学級の雰囲気作りを大切にしていく。
- 英語は楽しい、友だちや先生との英語でのコミュニケーションは楽しいという経験をたくさん積ませて中学校へつなげる。
- 外国語活動に限らず、他の教科でも担当者で気軽に会ったり、連絡を取り合ったりする機会を増やす。
