外国語活動

平成27年度第1回中部地区小・中学校区外国語活動、外国語担当者研修会を開催しました

 6月16日(火)に第1回中部地区小・中学校外国語活動・外国語担当者研修会を開催しました。この会は、中学校区での小中連携を図ることにより、外国語活動や英語科の効果的な指導法の工夫につなげることを目的に、年2回実施しています。今年度は39名の参加がありました。

1 講義「今後の英語教育改革」

 小中学校課の初瀬指導主事が「今後の英語教育改革の概要」「目標・評価のイメージ」「新教材」について説明しました。
(小中学校の代表メールに配付資料を送付しました。校内研修等で御活用ください。)

1 

 

2 講義「英語教育の充実にむけて」

 英語教育の充実にむけて、授業づくりの4つのポイントについて説明しました。   
 (1)英語を話す、聞く必然性のある場面を仕組むこと
 (2)ふり返りの工夫をすること
 (3)クラスルーム・イングリッシュを増やすこと
 (4)研修の充実を図ること

 ミニ演習では、外国語活動で行う「キーワードゲーム」で使う指示英語を、資料「クラスルーム・イングリッシュを使おうプロジェクト」を参考にグループで考え、実際にゲームを行いました。

 

3 グループ協議

 グループ協議では、まず、今年度、中学校区で共通実践していくことを確認しました。

(主な取組を紹介します)

 ・共通のクラスルーム・イングリッシュを小、中学校で積極的に使おう。

 ・町の共有フォルダーを活用して、ワークシートや自己評価カードをシェアしよう。 

 ・ALTと会話することを目的にして、必然性のある場面設定をしよう。

 

 23 

 

 その後、第2回担当者研修会(授業研究会)に向けて、指導案検討を行いました。各校の実践紹介や授業内容についての意見交換などが活発に行われました。

 

4 参加者の感想

・これからの外国語活動、英語教育の動向について学ぶことができてよかった。

・ミニ演習を通して、クラスルーム・イングリッシュをどう授業に取り入れたらよいかを知ることができた。
・同じ中学校区で指導案を練り合う中で、情報交換もできてよかった。
・中学校区で「何を目標に英語学習をしていくのか」話し合うことができてよかった。
・ふり返りカードの内容や活用方法など、各校の実践を情報交換でき、参考になった。

 

 

【お知らせ】第2回研修会について

 第2回研修会は、平成27年9月から12月にかけて、中学校区ごとに授業研究会を行います。7月中には、各中学校区の授業日一覧表を中部教育局HPに掲載します。他の中学校区の授業研究会にも参加できますので、各校の研修の機会として御活用ください。

 

「クラスルーム・イングリッシュを増やそうプロジェクト」を掲載します。

 あいさつや指示、質問、賞賛など、外国語活動や英語の授業で使われる表現をクラスルーム・イングリッシュといいます。子ども達が英語に慣れ親しむ雰囲気作りのためにクラスルーム・イングリッシュを積極的に使っていきましょう。
 「授業で使えそうな英文70」と「児童に使ってほしい英文10」を選び、掲載しています。日々の授業や校内研修等で御活用ください。

クラスルーム・イングリッシュを増やそうプロジェクト
(ダウンロードできます。)

平成26年度西中学校区小・中学校外国語活動、外国語担当者会

 1月30日(金)に第2回担当者会を倉吉市立小鴨小学校において開催しました。
「児童の主体性を引き出すゲームのあり方」や「外部指導者との連携」について、参観者の実践されていることも出し合いながら協議することができ、充実した研修会となりました。

【授業公開】
 6年生 Lesson6「What time do you get up? ~一日の生活を紹介しよう~」
 (第3時/全4時間扱い)

◆本時目標 友だちと生活の時刻を尋ね合おう
◆主な活動 友だちや参観者に起きる時刻、寝る時刻などの生活時刻を尋ねる活動 
◆学習形態 担任と支援員による授業

 授業の導入では、人と関わり合って楽しく学ぶ雰囲気作りのために”Don’t say 21”(*1)や”How many thumbs?”(*2)など、数に関するゲームが取り入れられていました。
 “What time do you get up?” のインタビューでは、「早起きチャンピオンを見付けよう」という課題も出されました。児童は、積極的に友だちや参加者にインタビューをしていました。

【協議で話し合われたことや感想から】
・英語を話したり聞いたりする必然性のあるゲームを仕組むことが大事である。
・自分の考えを素直に表現できる学級作りが大切である。
・中学校でのall Englishでの授業に向けて、クラスルームイングリッシュの使用について、
 小中で話し合っていきたい。

(*1)”Don’t say 21”とは、友達と数字を交互に言い、相手に21を言わせるゲーム
(*2)”How many thumbs?”とは、指示された数字になるように、グループで気持ちを合わせ
    て親指を立てるゲーム




ogamosyogamo

平成26年度東中学校区小・中学校外国語活動、外国語担当者会

1月26日(月)に第2回担当者会を倉吉市立成徳小学校において開催しました。

「振り返りカードの活用」や「外部指導者との連携」について、参観者の実践を出し合いながら、協議することができ、充実した研修会となりました。

【授業公開】
 6年生 Lesson6「What time do you get up? ~一日の生活を紹介しよう~」
 (第3時/全5時間扱い)

◆本時目標 友だちと生活の時刻を尋ね合おう
◆主な活動 友だちや参観者に起きる時刻、寝る時刻などの生活時刻を尋ねる活動。 
◆学習形態 担任とALTによる授業

  「13、30」のように間違えやすい単語を取り出して確認するなど、第1回の担当者会で話し合った内容を取り入れて実践されました。“What time do you get up?” のインタビューでは、児童は間違いを恐れず、積極的に活動に取り組みました。また、子ども同士だけでなく参観者にもインタビューしていました。

【協議で話し合われたこと・感想から】
・児童のやる気を引き出すような魅力ある単元を考えることが大事である。
・英語を使う必然性のある活動を仕組んでいきたい。
・ふり返りカードの効果的な活用方法を考えていきたい。
・中学校でも"Hi friends"を授業作りの参考にしたい。
・共通実践の継続に向け、新年度の早い時期に中学校区で内容を確認する会が必要である。

 

seitokuseutikusyo

平成26年度鴨川中学校区小・中学校外国語活動、外国語担当者会

  1月22日(月)に第2回担当者会を倉吉市立山守小学校において開催しました。 山守小学校の先生方も多数参加してくださり、充実した研修会となりました。

【授業公開】
 5年生 Lesson8「I study Japanese. ~「夢の時間割」をつくろう~」
 (第3時/全4時間扱い)

◆本時目標 ある1日の時間割を作って積極的に伝えたり、友だちの時間割を尋ねたりしよう        
      とする。
◆主な活動 友だちと好きな教科、1日の時間割などを伝え合う活動 
◆学習形態 担任と外国語活動支援員による授業

   学習の導入で、外国語活動支援員が絵カードを示しながら、教科や曜日の言い方の練習をしました。そして、担任と外国語活動支援員のデモンストレーションで、時間割の伝え方を具体的に示しました。それをもとに、自分の作った時間割を伝えたり、友達の時間割を聞いたりしました。次々と相手を代えて伝え合う姿が印象的な授業でした。

【協議で話し合われたこと】
・担任と外国語活動支援員が一緒になって授業をつくる姿勢が見られた。
・小学校外国語活動から中学校外国語への接続(英語表記、発音等)を大事にしたい。
・中学校の学習の中で、小学校での学びをふり返る時間を多く取り入れたい。
・褒める言葉やあいさつなどのクラスルームイングリッシュを多く使っていきたい。
・コミュニケーションツールとして英語を使う楽しさを体感する活動を仕組んでいきたい。


yamamoriyamamorisyo

平成26年度久米中学校区小・中学校 外国語活動、外国語担当者会

 1月20日(火)に第2回担当者会を倉吉市立高城小学校において開催しました。
 「担任と外部指導者との役割分担」や「効果的な学習法」について、参観者の実践を出し合いながら協議することができ、充実した研修会となりました。

【授業公開】
 5年生 Lesson9「What would you like? スペシャルランチをつくろう」
 (第1時/全4時間扱い)

◆本時目標 いろいろな食べ物を英語で言おう
◆主な活動 いろいろな食べ物の英語での言い方を知り、日本語との違いに気付く
◆学習形態 担任と外国語活動支援員による授業

 "hamburger""pudding"など、身近な食べ物で日本語の発音と少し違う英単語に慣れ親しむよう、ゲーム的な要素を取り入れた多くの活動が仕組まれていました。また、担任も支援員も終始笑顔で、児童の様子を見て適宜肯定的評価をされていました。児童は楽しみながら学習に取り組んでいました。

【協議で話し合われたこと】
・授業者の二人が、明るく楽しい雰囲気を作っていた。
・単元を通して付けたい力、ゴールイメージを教師と支援員が共有するとともに、単元の第1時では児童にも伝える必要がある。
・外部指導者との打合せが短時間でできるような工夫をしていきたい。

takasirotakasirosyou

平成26年度 三朝中学校区 小・中学校外国語活動、外国語担当者会

 11月28日(金)に第2回担当者会を東小学校において開催しました。

他校に出ておられる外国語活動ボランティア指導者の出席もありました。小小連携、小中連携に向けた取組について話し合われました。

【授業参観】
 5年生 Lesson7「What’s this? クイズ大会をしよう」(第4時/4時間扱い)
◆本時目標 “What’s this? ” “It’s ~”を使ってクイズ大会を行い、友だちと関わりながら
       積極的に問題やヒントを出したり、答えたりする。 
◆主な活動 “What’s this? ” “It’s ~”を使ってクイズ大会をする。
◆学習形態   担任とALTによる授業

  導入で、ALTと児童が一人ずつ挨拶を交わしたり、チャンツに様々な単語を入れてアレンジしたりするなど、外国語に慣れ親しむ工夫がありました。主活動では、児童の考えたスリーヒントクイズをグループ対抗で出し合い、楽しみました。“It’s a ~”か“It’s ~”かを意識した児童の発言もあり、普段から英語を正しく使おうとする姿が印象的でした。 

【協議で話し合われたこと】
・担任が使えるクラスルームイングリッシュをどんどん増やしていきたい。
・英語の楽しさが実感できるような授業づくりに努めたい。
・授業参観やビデオレター、成果物での交流など、小中連携、小小連携を図っていきたい。

【アンケートより】
・この会は、授業交流だけでなく、児童、生徒の情報交換もできるよい機会となっている。
 今後もこのような研修会をしてほしい。
・外国語活動の充実に向けて、さらに小中連携を進めていく必要があると感じた。


higasi1higasi2

平成26年度 北溟中・東郷中学校区 小・中学校外国語活動、外国語担当者会

 11月18日(火)に第2回担当者会を泊小学校において開催しました。

 中学校の先生からの「英語の授業づくりのポイント」を参考に、小中連携に向けて実践していくことを話し合いました。

【授業公開】
5年生 Lesson7「What’s this? クイズ大会をしよう」(第3時/4時間扱い)

◆本時目標 あるものが何かを尋ねたり、答えたりする表現に慣れ親しむ。
◆主な活動 “What’s this?”を使って、ブラックボックスクイズや「背中の絵は何?」クイ
       ズをする。
◆学習形態 担任とALTによる授業

 時間いっぱい活動できるように様々な活動の準備がなされていて、児童は最後まで意欲的に学んでいました。「全体で確認するための活動」「個々の力を試す活動」の2つの活動を設定し、それぞれの目的に合わせて授業形態を変えるなどの工夫がありました。

【協議で話し合われたこと】
・ポインティングゲームをする時にめあての持たせ方で様々な活動が仕組めることが分かった。
・児童の思考の助けとなるような板書の工夫をしていきたい。
・小学校での学習内容をふまえて、中学校の授業が組み立てられるように既習事項を確認してお
 きたい。
・中学校へ入学してからの英語学習をどうスタートするか、小学校の学びを生かして、スムーズ
 な接続になるようにしたい。

【アンケートより】
・多くの人が参加できるように校内研修会などとタイアップしていくとよいと思う。
・このような小中連携の会は参考になった。次回は、中学校での英語の授業も見て学びたい。


tomari1tomari2

平成26年度 河北中学校区 小・中学校外国語活動、外国語担当者会

 11月17日(月)に第2回担当者会を河北小学校において開催しました。
低学年の先生や担任外の先生にも多数ご参加いただき、充実した研修会となりました。

【授業公開】
 6年生 Lesson6「What time do you get up? 一日の生活を紹介しよう」
(第4時/5時間扱い)

◆本時目標 相手に伝わるように、1日の生活の時刻を尋ねたり答えたりする。
◆主な活動 友だちの生活の時刻(起きた時刻)をインタビューする。
◆学習形態 担任とALTによる授業

  ゲームや生活の時刻のインタビューを通して、児童の積極的なコミュニケーションを図る授業でした。ALTのアメリカでの生活の様子を知ることで、日本とアメリカの時差があることに気付くことができました。

【協議で話し合われたこと】
・指導者の笑顔が明るく楽しい雰囲気を作っていた。
・児童が話したくなる活動が仕組まれていた。
・本時のねらいや活動に関連した外国の生活や文化についての話をALTにしてもらうことは効果的である。
・担任が使えるクラスルームイングリッシュをどんどん増やしていきたい。
・学習のはじめに、天気、日付、気温などを問う活動を取り入れていきたい。


kahoku2kahoku1


 

平成26年度 北条中・大栄中学校区 小・中学校外国語活動、外国語担当者会

 10月15日(水)に第2回担当者会を大栄中学校において開催しました。
大栄中学校の授業研究会も兼ねており、他教科の先生方と一緒に研究協議を行いました。学びの多い研修会となりました。


【授業公開】
 中学校1年生 Program 6 由紀のイギリス旅行 (第3時/9時間扱い)

◆本時目標 三単現のsを用いて、友だちの紹介をする英文を正しく作ることができる。
◆主な活動 友だちにインタビューして、その友だちを紹介する英文をつくる。
◆学習形態 担任とALTによる授業

 生徒が見通しを持って学ぶことができるように、担任とALTが、インタビュー活動の進め方をわかりやすく示していました。生徒は、友だちを紹介する活動に積極的に取り組んでいました。

【協議で話し合われたこと】
・教師と生徒が目標を共有することや評価と活動を一体化することについて、確認することができた。
・担任とALTとの役割分担について学ぶことが多かった。
・時間配分を意識して活動を進めていきたい。
・グローバル化に対応した新たな英語教育の動向について知ることができた。


daiei2daiei1




Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000