今日も朝から雨模様。何時雨が降ってもおかしくないような天気でした。
湿気があり、砂丘を歩くと汗でじっとりとしてきますが、馬の背の頂上は結構風が吹いており、砂が流れ、足跡もすぐに消されました。
その風や砂に負けじと、オオハサミムシが砂の中に巣を掘っているところを、馬の背の頂上で見つけました。(写真がぼけてしまいすみません)
馬の背の頂上にも、このように懸命に生きている生き物もいるんですよ。
天気が悪くても砂丘は楽しみがいっぱい。
生き物も姿を現しますし、やはり湿った砂でしか見られない景色もあります。
馬の背の斜面には、濡れた砂と乾いた砂でこんな作品(?)も。
馬の背頂上の西側には、なんと凹みができていました。
凹みの斜面には、濡れた砂が乾いたときにできる模様、そう、砂簾ができていました。
2メートル弱の斜面ですが、きれいな砂簾でした。
雨が降ったり、止んだり。はたまた晴れたり。
この時期は天気が安定しませんが、天気が悪くて残念、なんて思われず、
この時期にしか見ることのできない砂丘を是非堪能してください。
砂丘の中を歩くと、いろいろなものを発見できますよ。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/07/06
空梅雨だと思われましたが、先週末から梅雨空が続きます。
今日は、その梅雨空も一休み。午前中は強い日差しが砂丘に降り注いでいました。
昨日のレンジャー日記には命の水を得て種を残そうとする砂丘の植物を紹介しました。
今日は、昆虫たちを紹介!
昆虫たちも生き生きとしています。
まずは、カワラヨモギにとまっているキンモウアナバチ。
ハマボウフウの白い花にはアカスジカメムシの姿も。
そして砂丘の忍者。
こちらはカワラハンミョウ。
動きがすばやく、撮影に苦労しました。
もう一つ、今度はエリザハンミョウ。
交尾中で動きが遅く、比較的楽に撮影できました。
これから本格的な夏に向かっていきます。
砂丘の中も沢山の生き物たちを目にすることができますよ。
さあ、生き物を探しに砂丘の中を探検しましょう。
ただし、見つけてもそっと見守ってあげてくださいね。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2012/07/04
本日の鳥取砂丘は、雨が降ったり止んだりの繰り返しでしたが、雨上がりの後、ひんや~りした風もあって、、それから水平線もくっきりと見えて、、、。
空を流れる雲は、さまざまに形を変えていました。
砂の上では、砂丘植物の「ハマボウフ」の成長が著しいようです。
よく見ると、一つの株でも3段階にその成長の様子を観察する事ができます。中でも手毬のように膨らんだものが最終のもので、この中に種が詰まっています。種を飛ばすにはもう少し時間がかかりそうなので、今が見頃でしょう~!
さて、5月~6月頃、一斉に花を咲かせた「ハマヒルガオ」は今、、実をつけていますので、現在は花を2~3つ位しか見つけられません。
そして、これが「ハマヒルガオ」の実です。
これから少しずつ成長して、この実の中に種ができます。
花が咲いて実をつけるには、小さな昆虫たちの力も必要なのでそっと見守っていて下さいね!
鳥取砂丘の中には、たくさんの虫や珍しい昆虫が生息しています。
~青レンジャー~
☆観光客が最も大騒ぎする、「オオゴキブリ」がいます。
ご覧になりたい方は砂丘事務所へお立ち寄りくださいね(笑)。
砂丘事務所 2012/07/03
本日の鳥取砂丘は、晴れて気温も上がり暑い一日でした。今年も早や半年が過ぎ、机の上のカレンダーもあっと言う間に7月。まだ梅雨明け宣言はありませんが、昨日は少し雨が降りました。
その雨粒は、葉の上でキラキラと夏を思わせる陽の光で輝いていましたが、、。その雨も短時間で終了。
今日の鳥取砂丘は、団体ツアー客の方々が主でしたので、次の観光バスが着くまでは静かな砂丘となりました。
でも最近は飛行機でお越しになる方々も多く、近くにある鳥取空港を離発着する飛行機が砂丘の周辺の空を飛んでいる光景がよく見られます。
飛行機の中から見る鳥取砂丘はどんな感じなんでしょう~。
雲の上から見る砂丘は、何であそこだけ砂なんだろう?と不思議に思われると思います。
7月1日から9月末までの期間限定で1日1往復就航する事となった、大型の「モヒカンジェット」が鳥取砂丘近くの上空を飛びます。
これは昨日のその写真ですが残念、うまく撮れませんでした。
この次は、鳥取砂丘と「モヒカンジェット」の迫力ある写真撮影に成功したいです!
~青レンジャー~
砂丘事務所 2012/07/02