2011年2月12日
本日の鳥取砂丘も、冬型の気圧配置で風も強く、寒い1日でした。あいにくの、・・・連休寒波で少し残念です。午前中の観光客の皆さんは、馬の背頂上(47m)まで、歩かれて満足そうでした。


・・風も弱く、・・砂も、・・じぃっ~として、動きません。皆さんの、・・足も、・・・。
・・でも、日本海の波は穏やか?・・・では、ありませんでした。・・・やはり!


・・一瞬で、・・吹雪になりました。

・・ほんの、2時間くらいで、砂丘の景色は、この変わりよう~。
・・それから~、1時間後は?・・今度は、「流れる砂」

・・この風景は、若者の方に、人気があります!この中を、全力疾走で走って行かれます。
・・なかなか>、砂が流れている景色は見られませんからね。
・・明日の日曜日は、砂が、どんな様子になるでしょうか?
・・その砂の風景と、・・今の自分の気持ちは?、・・・ピッタリ☆・・かも?
・・「静止か?」・・・立ち止まって動かないか?
・・「飛ぶか?」・・・風の吹く方向へ流されるか?・・・それとも、地上を、走るか?

・・私は、・・明日は、寒波が緩みそうなので~、・・走ると思います。
・・休みの最後の日に、砂丘へ来れそうですか?
(青レンジャー石橋)
砂丘事務所 2011/02/12
2011年2月11日
本日、厳寒の砂丘砂嵐ツアー(第2回)を開催しました。その模様です。
砂嵐・・・とまではいきませんでしたが、気温3度という、まさに「厳寒」の中でのツアーとなりました。
今日のガイドは(財)自然公園財団鳥取支部のジロケン先生とあべちゃん先生。
まずは階段を上がったところで砂丘の成り立ちについて勉強。

次は、砂丘中央部、オアシスへ。 と、その途中・・・・

何かの破片を発見!
みんなの視線の先には・・・これ↓↓

これは一体なんでしょう?
強風で砂の表面がはぎ取られ、見えてきたこれは「土器」の破片。
かつて、人が砂丘で暮らしていたという証です。
オアシスに到着。
湧き水がたまりにたまったオアシスは、1年の中でもこの時期が最深。

ということで、今年もジロケン先生が体を張っての水深測定。

本日の水深は・・・・・85センチでした。
(ちなみに昨年1月24日の測定時は80センチでした)
今度はオアシスの西側へ。 と、その途中・・・
今度発見したものは

無数の穴

「なんの穴だろう~?カニ?掘ったら何が出てくるかな~?」
と、みんな興味津々。
その正体は2月1日のレンジャー日記で☆
最後は馬の背に登りました。
斜面に正面から立ち向かうチャレンジャーの“勇姿”

ズボズボと砂の下に隠れていた雪に足を取られながらも・・・・無事到着。

今日の馬の背頂上では

砂柱や

日本海の離岸流を見ることができました。
雪景色ももちろん素敵ですが、雪のない日にもまた強風吹き荒れる冬ならではの発見がたくさんあるということをあらためて感じるツアーとなりました。
明日は暴風雪との予報。
もうしばらくは厳寒の鳥取砂丘が楽しめそうですよ♪
砂丘事務所 2011/02/11
2011年2月10日
年末年始と、その後の大雪で最大60cmの積雪のあった鳥取砂丘ですが、やっと雪が融けて砂の砂丘となってきました。
しかし、今晩から大雪の天気予報となっており、また雪景色になりそうです。
現在は一見 雪の無い砂丘に見えますが、斜面上部には風で飛ばされ堆積した雪庇の上に飛砂が覆い被さり、雪は砂で保温されて残っています。
さて、この雪はいつまで残るのだろうか? 状況はまた報告します。
下の写真は、この雪が露出した部分を撮りました。

防砂林の近くに、地中の小動物の活動した様子が見られました。
砂の中の餌を探して移動した跡ですが、「モグラ」と「野ネズミ」と推測されます。
最近の暖かさで、冬が終わったと感じたのかも知れません。
モグラの跡 野ネズミの跡

オアシス西側の火山灰近くの凹地で砂丘には似合わない大きな石を発見しました。
この石は表面の一部が露出しており掘ると 330mm×180mm×110mmの大きさで少し丸みのある形です。
こんな大きな石は風では絶対に動かないことより、誰かが持ち込んだのか、それとも昔々ここは千代川が流れていたのかな?

(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/02/10
2011年2月9日
本日の鳥取砂丘は、風もよく吹き・・小雨模様でした。観光客の方は少なめでしたので・・砂丘にお越しになられた皆さんは、しっかりと砂丘の景色を・・・一人占めできたと思います。

・・昨日は、地元の方が、砂丘の風景写真を撮りに来られ、・・自分で写真誌を作っておられるそうです。
・・その方は、趣味で写真をはじめてから、・・・「鳥取砂丘が好きになりました。」
・・「砂丘に来たら、たくさん詩が書けますよ。」・・・と言われました。
・・さぞ、・・・すごい!感性の持ち主☆でしょう~。
・・私の方が、砂丘の中にいる時間が多いのに?・・・もっと!感性を磨かねば!と思いました。
・・日本には四季があり、・・・鳥取砂丘にも、春・夏・秋・冬があり、それぞれ、すばらしい風景を見る事ができます。
・・今日の砂丘で何か感じるものはないかなぁ~?・・・と、いつも考え、こらからも~みなさんへ砂丘の紹介をしたいと思います。
・・感性を磨くには、・・うつくしい景色や自然と多く接する事が大切な事かも知れませんね!
・・砂丘は毎日、風景が変わります、同じものを二度見る事は難しいので・・・、
・・そこが!また砂丘の魅力なのかも?
(青レンジャー石橋)
砂丘事務所 2011/02/09
2011年2月8日
本日の鳥取砂丘は、午前中は晴れていて、砂丘を歩くには最適でしたが、・・・午後から曇り空で~夕方には小雨でした。この時期は、なかなか晴れが長続きしませんね~。・・でも、観光客の方々は、・・「これだよ!このイメージだよ~!」・・っと景色を眺めて満足そうでした。
・・砂丘正面階段から見える、「オアシス」は雪融けの影響もあり、水かさが増しているように感じます。


・・どうですか?今日のオアシスです。どれくらいの水深だと思われますか?
・・観光客の方からも、「なんで~?・・砂丘の中に水が溜まってもいいの~?」「何年前の水ですか?」などの質問も多々ありますが、・・・まぁ~自然現象ですので・・。
・・オアシスの湧き水の説明は、またの機会にしたいと思います。
・・ヒント?は、「結構~深いです!」
・・ところで!今日は、季節はずれの「花火のゴミ」が発見され回収しました。

・・砂丘の中は、当然、砂だけなので!特に、目立ちます。
・・日本には、きれいな景色がたくさんあります!・・そのままの自然を守る為に、ご協力をお願い致します。
(青レンジャー石橋)
砂丘事務所 2011/02/08