令和7年国勢調査において、鳥取市の調査員が調査票を紛失したことが判明しましたので、その状況について報告します。
※調査員は、市町村の推薦に基づき総務大臣が任命する非常勤の国家公務員
1 紛失書類
- 紛失書類 記入済みの調査票(1枚)
- 紛失書類に記載されている個人情報 世帯員の氏名、男女の別、出生年月、職業等
2 紛失場所
鳥取市鹿野町内又は調査員の自宅
3 判明日時
令和7年11月7日(金)午前11時頃
4 経緯
- 10月6日(月)か7日(火)のいずれかの午後3時頃
調査員が調査票の回収のため、担当している鳥取市鹿野町の調査区内の世帯を訪問。記入済み調査票1枚が封入され糊付けされた茶封筒を預かり帰宅。
- 11月7日(金)午前11時頃
調査員が調査書類を提出するため鳥取市鹿野町総合支所に来場。調査員の立会いのもと、その場で調査員が持参した調査書類を職員が確認したところ、当該調査票(茶封筒)が無いことが判明。
- 同日午後1時30分頃から翌日11月8日(土)午前にかけて
鳥取市職員と調査員により調査員自宅や担当調査区内を捜索したが発見できなかった。
- 同日午後5時頃
県統計課が紛失事案の第一報の報告を受ける。
- 11月8日(土)午前10時頃
鳥取市職員が調査対象世帯へ訪問し、謝罪を行う。
- 同日午前11時30分頃
鳥取市職員が浜村警察署に遺失物届を提出。
※詳細については、調査員を指導監督している鳥取市総務部総務課(0857-30-81040857-30-8104)にお問い合わせください。
5 今後の対応等
- 鳥取市においては、国勢調査をはじめ統計調査業務を実施する際のすべての調査員・指導員に対し、再発防止に向けて調査関係書類の厳重な管理を徹底するよう周知する。
- 県においては、すべての市町村に対して本件についての周知及び再発防止の徹底、調査関係書類の管理について厳正を期すよう注意喚起を行う。
(参考)令和7年国勢調査とは
統計法に定める基幹統計調査として実施する人及び世帯に関する全数調査であり、その結果は、国及び地方公共団体の各種行政施策はもとより、企業、団体その他各方面の利用に供されている。
- 調査期日 令和7年10月1日(水)午前零時現在
- 調査対象 令和7年10月1日現在、我が国に常住するすべての人
- 調査項目
- 世帯員に関する事項(男女の別、出生の年月、就業状態など )
- 世帯に関する事項(世帯員の数、住居の種類、住宅の建て方など )