令和7年国勢調査において、境港市の調査員(国の特別職非常勤職員)が調査関係書類を紛失したことが判明しましたので、その状況について報告します。
1 紛失した調査関係書類
- 調査区要図 世帯番号を記入した地図
- 調査世帯一覧 世帯番号に対応する世帯主名や住所等を整理するための名簿
- 住宅地図の写し
2 紛失した書類に記載されている個人情報
世帯主又は代表者の氏名、住所、世帯員の数等(最大で101世帯分)
3 紛失場所(推定)
境港市内又は調査員の自宅(米子市内)若しくは自家用車内
※調査員は、市町村の推薦に基づき総務大臣が任命する非常勤の国家公務員
4 経緯
- 令和7年10月17日(金)午前10時頃
調査員が境港市内で不在世帯に再訪問することを伝える連絡メモを配布し帰宅。
- 同日午前11時頃
帰宅後に調査世帯一覧等の書類の紛失に気づく。
- 同日午前11時20分頃
再度調査区周辺を捜索したが、調査関係書類を発見できず。
- 同日午前11時30分頃
調査員から境港市に紛失の可能性がある旨の一報が入る。
- 同日午前11時40分頃
調査員が境港警察署に遺失物届を提出。
- 同日午後1時20分頃
県統計課が紛失事案の第一報の報告を受ける。
- 令和7年10月18日(土)まで
調査員、境港市職員、県職員が自宅内、調査区周辺、調査区から自宅までの経路を捜索したが、発見に至らず。
※詳細については、調査員を指導監督している境港市総務部総務課(0859-47-10070859-47-1007)にお問い合わせください。
5 今後の対応等
- 境港市において対象調査区内世帯を訪問し、状況の説明と謝罪を行う。
- 境港市においては、再発防止に向けて全ての調査員に対して調査関係書類の厳重な管理を徹底するよう周知する。
- 県においては、すべての市町村に対して本件についての周知及び再発防止の徹底、調査関係書類の管理について厳正を期すよう注意喚起を行う。
(参考)令和7年国勢調査とは
統計法に定める基幹統計調査として実施する人及び世帯に関する全数調査であり、その結果は、国及び地方公共団体の各種行政施策はもとより、企業、団体その他各方面の利用に供されている。
- 調査期日 令和7年10月1日(水)午前零時現在
- 調査対象 令和7年10月1日現在、我が国に常住するすべての人
- 調査項目
- 世帯員に関する事項(男女の別、出生の年月、就業状態など )
- 世帯に関する事項(世帯員の数、住居の種類、住宅の建て方など )