「やさしい日本語」について

ご活用ください。「やさしい日本語」普及啓発チラシ

 この度、外国人への情報提供やコミュニケーションの手段の一つとして「やさしい日本語」の普及啓発及び活用促進を図るため、「やさしい日本語」についての基本的な内容の周知を目的とした普及啓発チラシを作成しました。ぜひご活用ください。

 「やさしい日本語」普及啓発チラシ (pdf:2828KB)

「やさしい日本語」について

「やさしい日本語」とは

 「やさしい日本語」とは、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。外国人だけでなく、子どもや高齢者、障がいのある人など、様々な方にとってもわかりやすいコミュニケーション手段の一つです。

なぜ「やさしい日本語」が必要とされているの?

 県内に住む外国人は増加傾向で、国籍も多様化しています。外国人に情報を伝える場合、多言語対応には限りがありますが、簡単な日本語であれば理解できる外国人住民の方は多いことから、外国人への情報提供やコミュニケーション手段として、「やさしい日本語」を広く活用することが期待されています。

「やさしい日本語」の始まり

 きっかけは、1995年(平成7年)に起こった阪神・淡路大震災です。外国人被災者の中には、日本語が理解できず必要な情報を受け取ることができなかった人もいました。そこで、外国人に対しても迅速に災害などの情報伝達を行う手段として考え出されたのが「やさしい日本語」です。

 現在では、自治体での生活情報の発信や外国人観光客とのコミュニケーション手段として、また外国人住民と日本人住民との交流の促進に活用されるなど、「やさしい日本語」を活用する取組が広がっています。

「やさしい日本語」のポイント

1 伝える情報・順序を整理する。

・伝えるべきことは何かを考え、相手にとって必要な情報に絞る。

・重要なこと、結論を最初に伝える。

2 わかりやすい文にする。

・文は短く切り、一つの文に一つの情報にする。

例)大地震では多くの家屋が倒壊し、火災が発生する場合があります。
→大きい地震(じしん)のとき、たくさんの家(いえ)が壊れます。火事(かじ)になります。

・主語と述語を明確に示し、主語を相手目線で統一する。

例)市役所で○○を提出すると、△△が交付されます。
→□□さんは市役所(しやくしょ)で○○を出(だ)します。そして、△△をもらうことができます。

・文末は「です」「ます」調にする。

3 わかりやすい言葉にする。

・漢語など難しい言葉は簡単な言葉に置き換える。

※漢語:元々は中国から入ってきた言葉で、漢字の音読みをするもの。
例)高台に避難してください→高(たか)いところに逃(に)げてください

・カタカナ語はなるべく使わない。

例)ヘルシー→体(からだ)にいい
 ※ただし、日常的に使われる単語はそのまま使う。(「バス」、「テレビ」など)

・敬語、略語、方言、専門用語などは、別の簡単な言葉に置き換える。

例)こちらにおかけください。→ここに座(すわ)ってください。

・二重否定、あいまいな表現、婉曲(えんきょく)表現を使わない

例)できなくはないです。→できます。
 (コーヒーのおかわりをすすめられて)大丈夫です。→もういりません。

4 会話で伝えるときのポイント

・ゆっくり、はっきり発音し、文末まで話す。

・意味の切れ目や、文と文との間にポーズ(間)を入れる。

・あいづちをうったり、うなずいたりして、「聞いていますよ」というサインを送る。

・話を聞く時は、相手をよく見て、相手が何を伝えたいかをじっくり考える。

・相手が伝えたいことと自分の理解があっているか、質問や繰り返しをして確認する。

5 文章で伝えるときのポイント

・文節ごとに余白をあけて区切り、「分かち書き」にする。

例)発熱の症状がある場合は、かかりつけ医にご相談ください。
 →熱(ねつ)が あるとき、いつも 行(い)く お医者(いしゃ)さんに 話(はな)して ください。

・漢字の量を多くしすぎず、すべての漢字にルビ(ふりがな)を振る。

・箇条書きや番号付け、枠で囲うなど、見やすさを工夫する。

・時間や年月日、金額等を、外国人にも伝わる表記にする。

21:30→午後(ごご)9時(じ)30分(ぷん)
2022/04/01→2022年(ねん)1月(がつ)27日(にち)
令和○年度→令和(れいわ)○年度(ねんど)(20△△年(ねん)4月(がつ)1日(にち)から20□□年(ねん)3月(がつ)31日(にち)まで)
¥100(税抜き)→110円(えん)
料金:無料 → 料金(りょうきん):0円(えん)

6 その他

・実物や写真・イラスト、表、地図、ジェスチャーなど、言葉以外の方法も活用する。

・翻訳アプリや翻訳機で日本語を外国語に翻訳するときも、「やさしい日本語」を意識すると、より正確な翻訳になります。

ここ大事!

「やさしい日本語」の正解はひとつではありません。一番大事なのは、相手のことを理解したい、相手のことを助けたい、自分のことを理解してもらいたいという気持ちです。このような気持ちを持って、相手とのやりとりの中で、通じ合える方法を見つけてください。

参考資料

国や他の自治体などの作成した「やさしい日本語」に関する資料も多く公開されています。参考にしてください。

手引きなど

出入国在留管理庁・文化庁 在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン

※「生活・仕事ガイドブック(やさしい日本語版)」掲載用語の書き換え例を掲載
生活・仕事ガイドブック(やさしい日本語版)

愛知県 「やさしい日本語」の手引き~外国人に伝わる日本語~

※「やさしい日本語」の練習問題、用語集・文例集を収録

・横浜市 「やさしい日本語」で伝える 分かりやすく 伝わりやすい日本語を目指して

※行政用語の言い換えを多数掲載

・島根県・(公財)しまね国際センター 「やさしい日本語」の手引き

※「やさしい日本語」の作り方を掲載

・栃木県・(公財)栃木県国際交流協会 「やさしい日本語」で話してみよう!

※会話形式の「やさしい日本語」を紹介

教育関係者向け

・文部科学省 かすたねっと

※やさしい日本語で作成された教材や文書を検索可能

保育・子育て支援サービス関係者向け

・社会福祉法人大阪ボランティア協会 多文化子育て支援ガイドブック「日本語でつたえるコツ」

※外国人保護者と日本語でコミュニケーションをとるコツを掲載

動画

・静岡県 「話そう、やさしい日本語。」

医療関係者向け

・医療×「やさしい日本語」研究会 【基礎編】医療で用いる「やさしい日本語」

※この他にも多数の動画があります。

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問い合わせ先

鳥取県交流人口拡大本部観光交流局交流推進課

電話 0857-26-7595

メール kouryusuishin@pref.tottori.lg.jp

公益財団法人鳥取県国際交流財団

電話 0857-51-1165

メール tic@torisakyu.or.jp

  

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