大山町の株式会社ブッシュクローバーズに伏流式人工湿地ろ過システムが導入され、令和元年11月29日(金)に本格的な浄化運転開始前に来県された開発者の一人である農研機構東北農業研究センターの加藤邦彦氏を講師に、現地研修会が開催されました。
伏流式人工湿地ろ過システムはヨシなどを植栽した砂利や砂の層で汚水をろ過して水を浄化するもので、ヨーロッパから世界中に広がった新しい技術です。今回導入されたシステムは国内26例目(西日本地域では2例目)となり、ろ床面積9,765平方メートルの国内で2番目の大きさです。
研修会は畜産特技普及員及び関係機関指導者、ブッシュクローバーズの社員など約30名の参加があり、県内初導入の汚水処理システムについて実際の操作方法や日常管理などについて説明を受け、意見交換を行いました。
人工湿地全景
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研修会の様子
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