県政トピックス/見えにくさ感じたら相談を

ロービジョンケアで困難軽減 ~見えにくさ感じたら相談を~

  目の病気で視力が低下したり、視野が狭くなったりするなど、見え方に何らかの支障がある状態を「ロービジョン」といいます。
  公益社団法人日本眼科医会が2009年に公表した推定値によると、国内の視覚障がい者約164万人のうち、ロービジョンの人は約145万人。視野が極端に狭い、まぶしさを強く感じる、逆にとても暗く感じる、色の区別がしにくいなど、症状はさまざまに現れます(下記参照)。中にはこれらの症状が複数重なる人も。見え方に困難が生じると、日常生活、学習、仕事などに支障を来すだけでなく、不安な気持ちになります。
  そんな不安や困り事は抱え込まないで。見えにくさを感じても、視覚補助具の活用や訓練・支援などのロービジョンケアにより、日常生活の困難を軽くできます。まずは、下記窓口やロービジョン外来にご相談ください。

ロービジョンの人の見え方はさまざま

もとの風景
もとの風景の写真(県庁)

視野狭窄(きょうさく)
視野が狭く、周囲の様子を把握しにくい
視野狭窄の人の見え方の写真

まぶしさ
まぶしさを強く感じ、はっきりと見えない
まぶしさの人の見え方の写真

中心暗点
中心部が見えていないので、見たいものがはっきりと見えない
中心暗点の人の見え方の写真

コントラスト
色を区別しにくい
コントラストの人の見え方の写真

もとの風景
もとの風景の写真(夜の県庁)

夜盲(やもう)
薄暗いところで、通常よりもとても暗く感じる

夜盲の人の見え方の写真


視覚に関する悩みの相談

  目が見えない・見えにくい人、その家族や支援者を対象に、医療、福祉、教育、就労、生活などの相談を受け付けています。
  身体障害者手帳の有無を問わず、見ることに不自由を感じている人であれば誰でも利用できます。
■相談窓口
東部
  鳥取県視覚障がい者東部支援センター
  電話 0857‐32‐8015 ファクシミリ 0857‐32‐8018
中部
  鳥取県視覚障がい者中部支援センター
  電話 0858‐27‐1654 ファクシミリ 0858‐27‐1885
西部
  鳥取県視覚障がい者支援センター
  電話 0859‐46‐0778 ファクシミリ 0859‐22‐7688

ロービジョン外来

  鳥取大学医学部附属病院眼科にロービジョン外来が設置されました。視覚機能に応じた視覚補助具の選定・訓練、困り事へのアドバイスなどを受けることができます。
診察の様子

当事者の期待の声
「ロービジョンケアが命を救ってくれ、生きる希望が湧いた」
「ロービジョンへの理解と支援が広がることで、不安が希望に変わります」

設置日 毎週月曜日午後
【問い合わせ先・場所】 鳥取大学医学部附属病院眼科(米子市西町)
電話 0859‐38‐6612 ファクシミリ 0859‐38‐6610

補助具の例

遮光眼鏡の写真
遮光眼鏡

拡大鏡の写真
拡大鏡(ルーペ)

拡大読書器の写真
拡大読書器

【問い合わせ先】 県庁障がい福祉課
電話 0857‐26‐7201 ファクシミリ 0857‐26‐8136
メールアドレス shougaifukushi@pref.tottori.lg.jp



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