共生の里 菅福地区で井手さらいをしました

共生の里 菅福地区で井手さらいをしました

中山間地域の農村と企業が連携して農地・農村文化の保全、農産物の生産、加工品づくりに取り組む「とっとり共生の里 菅福地区」の活動が行われました。
  

概要

日時


平成28年4月3日(日) 午前9時から午後1時まで

参加者


菅福集落の住民(67名)、伯耆地区郵便局長会(67名)、学生ボランティア(5名)、日野町、鳥取県

活動内容


 集落の田畑に関係する8つの水路の井手さらい(掃除)をしました。
井手さらいは春と秋に行います。今回は田植前の田畑に十分な水を届けるための重要な作業で、参加者は地元住民と協力して作業しました。
地元住民は「いつもは半日かかる作業が2時間で終わった」「余った時間で土のうづくりもしてもらえて助かった」と話していました。
 作業後の交流会では伝統料理の「じゃぶ汁」が振る舞われました。
「じゃぶ汁」は正月や結婚式、お盆、法事など、集落の大切な行事の際に、そのときある食材をじゃぶじゃぶ入れて作る汁物のことです。参加者はじゃぶ汁で体を温めて交流を楽しみました。

井手さらい作業の位置図

たまっていた泥や落ち葉を掃除します
水路を掃除する様子 

取水堰周辺の掃除。
ここから水路に水を取り入れます。
取水堰周辺の掃除の様子

福永集落には山の中を走る山腹水路が多数あります。
昔の人の苦労に感謝し、集落で大事に管理しています。
山腹水路を清掃する様子

山を人力で切り込んだ水路
山を切り込んで作られた水路の写真

農村の伝統料理「じゃぶ汁」
家ごとに少しずつ味が違います。
じゃぶ汁の写真
  

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