国は、かんがい用水の水源として、日野郡江府町内に農業用のダム「下蚊屋ダム」を建設し、口径900mm~300mmの幹線パイプラインを、江府町から大山町までの延長40.2kmの区間で整備しました。 「下蚊屋ダム」の概要は、こちらをご覧ください。 下蚊屋ダム 全景(日野郡江府町)
ダム上流からの風景
ダムから幹線パイプラインによって送られてきたかんがい用水は、各地にある「ファームポンド」に一時貯留されます。 水は、ダムから一日中流れてきます。一方、農業者は日中にかん水します。このため、夜間流れてきた水を貯水する施設として設置されています。
ファームポンド(西伯郡大山町)
「ファームポンド」に一時貯留されたかんがい用水は、支線パイプラインにより各畑地に配水されます。
支線パイプラインの建設状況(西伯郡大山町)
支線パイプラインを流れてきたかんがい用水は、各畑地に設置した給水栓を農家が操作してかん水されます。
白ネギ畑に設置された「給水栓」
白ネギ畑への散水状況
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