防災・危機管理情報


 8月24日(土)に西伯郡伯耆町番原集落でため池の決壊を想定したハザードマップづくりワークショップ(第1回)を行いました。
 番原集落の直上には集落の農業を支える番原池があります。番原池が決壊した場合の浸水予想図を見ながら、「いつ」「どこに」「どうやって」避難するか、26名の住民の皆様と話し合いました。ワークショップでは、住んでいる場所によって3班に分かれ、クイズを交えながら和気あいあいとした雰囲気の中で日頃感じていることや防災についてのアイディアを出し合いました。
 閉会後のアンケートでは「広島の災害が身近に思えショックだったので、自分の意識も強まった」「堤の決壊する前の対応、予防が大切」「避難のタイミングが難しい」といった感想がありました。

 次回のワークショップでは実際の避難を想定した現地歩きや集落の連絡体制について、より深く話し合っていく予定です。

ハザードマップの様子 集落の人が笑顔で話し合う様子浸水区域図を囲みながら話し合う様子 できたハザードマップを発表する様子
  

ハザードマップとは

マップの内容

 浸水のおそれがある区域や避難場所などの情報を記載し、住民に知らせるための地図で、以下の情報を知ることができます。

  1. 浸水に関する情報 予想される浸水・過去の浸水
  2. 避難に関する情報 避難場所・危険箇所・避難経路情報の伝達など

マップの活用

  • 災害時に安全かつ迅速に避難する
  • 災害に備えて必要な情報を学び、考える。

位置図

伯耆町番原集落の位置図

アンケート結果

1.出席者の年代、男女比

出席者の年代構成 アンケート結果男女構成

2.地域の防災の取組について知っているか

アンケート結果地域の防災の取組について知っているか

3.今後、集落において災害に備えて必要なことは?(複数回答可)

災害に備えて必要なことは

4.そのほかの感想・意見

  • 今まで災害に対しての意識が低かったことを実感した
  • 避難のタイミングが難しい
  • 危険箇所がわかり、よかった
  • 近所の方と意識が共有できた
  • 広島の災害が身近に思えショックだったので、自分の意識も強まった
  • 堤が決壊する前の対策、予防が大切
  • 家族と話し合ったり、横の連携をとり、日頃から話題にするとよいと思う
  • 今後まだ十分な取組が必要だと思う

                                     など

  

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