1.概況
平成25年8月の鳥取県鉱工業指数(平成17年=100、季節調整済)によると、生産指数は68.7で前月比5.4%の上昇、出荷指数は66.3で前月比0.3%の上昇、在庫指数は92.1で3.7%の低下となった。
内訳については、生産では、電気機械工業、食料品・たばこ工業、金属製品工業などが上昇し、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、プラスチック製品工業などが低下した。
出荷は、パルプ・紙・紙加工品工業、繊維工業、電気機械工業が上昇し、電子部品・デバイス工業、食料品・たばこ工業、一般機械工業などが低下した。
在庫は、電気機械工業、一般機械工業、プラスチック製品工業などが低下し、食料品・たばこ工業、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業などが上昇した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、食料品・たばこ工業では、その他の食料品などが上昇し、前月比1.8%の上昇となった。
電子部品・デバイス工業では、液晶素子、その他の電子部品、電子・通信機器用部分品などが低下し、前月比10.3%の低下となった。
電気機械工業では、民生用電気機械器具、その他の電気機械器具などが上昇し、前月比5.7%の上昇となった。
一般機械工業では、その他の一般機械、金属工作機械、金型などが低下し、前月比9.7%の低下となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産、出荷は2か月連続で上昇し、在庫は2か月ぶりに低下した。
原指数では、前年同月比で生産、出荷は2か月連続で、在庫は17か月連続で上昇した。
鉱工業指数(平成17年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
68.7 |
5.4% |
64.4 |
0.9% |
98.7 |
1.8% |
94.4 |
8.1% |
62.8 |
-10.3% |
64.9 |
19.3% |
59.2 |
5.7% |
56.3 |
9.1% |
65.2 |
-9.7% |
66.0 |
-2.5% |
66.3 |
0.3% |
64.1 |
0,9% |
92.1 |
-3.7% |
93.6 |
7.2% |