大山おこわ

 大山山麓の味

大山おこわ ジューシーでまろやかな口どけと豊かな香り。
 鳥取和牛肉を食べた時のこの美味しさはたまりません。
 大山山麓の食材を使用したしょうゆ味のおこわで、県西部地区の郷土料理です。
 使用する食材は家庭によりまちまちで、定まったものではないようですが、山彩や野菜、所によっては竹輪を入れる地域もあります。
 昔、僧兵が戦場に行く時に戦勝を祈願して山鳥と山草を入れた米飯を炊き出したのが始まりと言われ、その後祭りや祝い事のごちそうとして受け継がれてきました。
 明治時代には、大山寺の博労座で開かれていた牛馬市で各地から集まった人たちの食事や大山参りの弁当としても親しまれてたと言われています。
 また、「大山おこわ」と言われるようになったのは明治以降のことで、以前は旧汗入(あせり)郡名に由来してか、「汗入(あせり)おこわ」と呼ばれていたそうです。

ポイント1
 一晩水に浸けたもち米はしっかり水気をきる

 水切りの状態が悪いと、蒸す時、蒸し器の中の温度がなかなか上がらない。

ポイント2
 蒸し時間

 5のもち米を蒸す時間は、蒸し器から蒸気が出始めてから約30分。
 6の蒸し時間は同じく蒸し器から蒸気が出始めてから15分。
 (五目おこわを蒸す時も同じです)。

 
 湯通し

 あっさりおこわに仕上げたい場合は、鶏肉を使う前に、さっと熱湯に入れて余分な脂を除くと良い。
 また、この処理を行うと、鶏肉の表面が固まるので切りやすい。
  

ふるさとおにぎり百選に選定

 昭和61年、当時の食糧庁(ふるさとおにぎり百選審査委員会)が選定したおにぎりのなかに、「大山おこわ」が選ばれていました

おにぎり百選
http://page.freett.com/shou_ta/hyaku/onigiri01.htm(外部リンク)

作り方 10人分

<材料>
 もち米     1升
 のやき竹輪   1本
 鶏肉(もも)  300g
 人参      250g
 ごぼう     200g
 干し椎茸(中) 10枚
 調味料
  砂糖     大さじ3
  薄口しょうゆ 大さじ3
  濃口しょうゆ 大さじ2
  みりん    75cc
  酒      100cc
  塩      小さじ1
  だし汁(椎茸の戻し汁) 500cc
<作り方>
1 もち米は作る前日に洗い、水につけておく。蒸す1時間前にザルにあげ、水気をきっておく。
2 干し椎茸は水につけてもどす。
3 ごぼうはささがき、人参はいちょう切り、鶏肉は1口くらいの大きさ、干し椎茸はせん切りにする。
4 調味料で材料を炒め、具と煮汁を分けておく。
5 もち米を蒸し、蒸し上がったらボールに移し、煮汁をかけ、混ざったら具を混ぜる。
6 再度蒸し器に移し、もう一度蒸しあげる。

(レシピ提供:弥生の風)