2015年4月14日

2015年4月13日 沖底(網代)

異動してきて初の網代での沖合底びき網の市場調査です。
沖底船(網代漁港) 選別作業
鮮度が命のエビ類は、ギリギリまで水槽で生かし、入港後に選別して箱を仕立てていました。

主な漁獲物はアカガレイで、ハタハタは少なかったです。
アカガレイは、規格が1~11番で1箱(5キログラム)当たりの単価3,600円~1,000円(2番が一番高い)。
沖底3隻分の荷 アカガレイ
ハタハタは品薄のため、特に大型は高く、3番4,000円、4番1,500円、5番800円でした。
ハタハタ ヒレグロ(べらんす)
そのほか、魚類ではヒレグロ(べらんす)、マダラ、ニシン、ノロゲンゲ(どぎ)、タナカゲンゲ(ばばちゃん)等、頭足類では、ボウズイカ(ぴんだこ、みみだこ)、テナガダコ、貝類では、エッチュウバイ(白バイ)、エゾボラモドキ(赤バイ)、エビ類では、クロザコエビ(もさえび)、トゲクロザコエビ(がらもさ)が揚がっていました。
マダラ ニシン
どぎのつぶらな瞳はかわいい・・・
ノロゲンゲ(どぎ) タナカゲンゲ(ばばちゃん)
ぴんだこもかわいい・・・
テナガダコ ボウズイカ(ピンダコ、ミミダコ)
たまに赤バイの唾液腺で酔うことがあります。おいしい貝ですが、調理にはお気をつけください(大量の大根おろしに赤バイの刺身を混ぜて食べると最高)。
エッチュウバイ(白バイ) エゾボラモドキ(赤バイ)
クロザコエビとトゲクロザコエビは、卵(大きさ、色)とか異なる箇所で見分けができます。
クロザコエビ(もさえび) トゲクロザコエビ(がらもさ)

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