みんなで調べる中海流入河川調査

 子どもたちが、地域の河川に関心を持ち自然の大切さを実感することを目的として、中海に流入する河川の調査をおこなっています。
  

調査の内容

  

1 調査する河川

  中海に流入する河川など
 

2 調査の時期等

  年間2~4回
  ※実施回数、実施の時期は学校の予定にあわせて調整します。

3 調査内容

  職員が学校や調査場所に出向いて、出前授業を行います。
 (1)COD(化学的酸素要求量・パックテストによる調査)
 (2)透視度
 (3)水生生物調査
  ※調査用の消耗品等の費用は、原則、生活環境局で負担します。
   調査の時間は90分から120分です。
  調査の概要(PDF:199KB)
 
      年間スケジュール(例)(PDF:65KB)

4 調査結果の報告

  年度末に年間の調査結果を生活環境局に御報告いただきます。

5 問合せ先

  鳥取県西部総合事務所生活環境局
  環境・循環推進課 環境衛生担当
  電話:0859-31-9350
  電子メール:seibuseikatsukankyo@pref.tottori.jp
  
  

調査の実施状況

2013年07月03日
平成25年6月(米子市立成実小学校4年生)

【日 時】平成25年6月12日(水)10時45分~12時
【場 所】加茂川(石井大橋付近) 
【参加者】成実小学校4年生28人(6班)、先生2名
○班ごとに「透視度」と「CODパックテスト」で加茂川の水質調査を実施。

○質問と感覚での調査(見る、嗅ぐ、触る)
・川の水が「きれい」とか「汚れている」とはどんな時に感じるか質問したところ、水が透明なときにきれいと感じ、濁っているときに汚れていると感じる等の回答があった。
・加茂川に入ったことがあるか、どんなときに入ったか等の質問を投げかけたところ、保育園のとき川遊びをしたとか、魚とりをしに来たことがある児童がいた。
説明
   
○透視度の測定
・透視度計を各班に1本配布し、1人ずつ順番に調べた。
 ・班の代表1人に結果発表してもらったところ、1班58cm、2班60cm、3班59cm、4班47cm、5班36cm、6班52cmだった。
透視度の測定

○CODの測定
・班の単位で、CODパックテストを1人1個ずつに配布し、全員で調べた。
・班の代表1人に結果発表してもらったところ、低濃度のパックテストでは、全員が8mg/L以上であった。
・100mg/Lまで測れるパックテストでは、20mg/Lの班が3つ、28mg/Lの班が1つ、50mg/Lの班が2つだった。
CODの測定

○まとめ
 川底が見えてきれいなようにも見えたが、調べてみると今日の川の水は、透視度は40~60cmと少し濁っており、CODは20~50mg/Lと汚れている結果だった。川の水が少なく、田植え時期でもあるので汚れているのかもしれないと補足し、また、身近にある加茂川のことを学校でみんなで話し合って欲しいこと伝えた。
 

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