令和8年7月14日(火)・15日(水)の2日間、鳥取県立農業大学校主催による「第2回就農準備サポート研修」を開催し、延べ20名の農業研修生が参加しました。本研修は、県内での自営就農を目指す農業研修生を対象に、自営就農に必要な心構えや基礎知識・技術の習得を目的とした座学や視察を行うものです。
今回の研修では、就農計画を作成するために必要な以下の知識や技術を学びました。
1.農地確保の進め方
2.農業簿記・農作業日誌記帳の重要性
3.就農計画の立て方
4.認定新規就農者制度、補助事業、資金制度の活用方法
(研修内容)
<農地の確保と作業場の設置について>
まず、「農地とは何か」という基本的な概念から学び、農地に関係する機関やその役割、農地の特徴(土壌、日照、風通しなど)について理解を深めました。また、失敗しにくい農地の探し方や確保の方法、作業場を設置する際の注意点など、実際に農地や作業場を確保する際に役立つ知識を習得しました。
<就農準備の進め方>
就農研修期間や就農後に活用できる各種支援制度について、その目的や仕組み、具体的な内容の説明が行われました。さらに、支援を受けるために必要な手続きやスケジュールについても詳しく共有されました。
<先輩農業者の倉庫・作業場視察>
倉吉市でスイカを栽培している先輩農業者の方の倉庫・作業場を視察しました。農地の探し方や確保のポイント、設置時の工夫について具体的な事例を交えながら意見交換を行い、実践的な知識を深める機会となりました。
<就農計画の作成の実際について>
青年等就農計画の作成手順や、計画を立てる際に必要となる根拠データの収集方法について説明が行われました。具体的な数字の根拠をどこから得るのか、どのように計画に反映させるのかなど、実践的な内容を学びました。
<農業関連機関と若手農業者ネットワークの活用>
研修生の就農予定地や栽培する品目の情報をもとに、今後特に関わりが深くなる農業関連機関を選定し、それぞれの役割や支援内容について説明しました。
また、農業は一人で行うことが難しいため、生産者グループや若手(新規)農業者を支援するネットワークについても紹介し、連携の重要性を学びました。
<先輩農業者による体験発表>
湯梨浜町で梨を栽培されている農業者の方を講師にお招きし、農業者としての道を歩むまでの経緯や研修期間中の心構えについてお話しいただきました。また、農地の探し方や確保のポイント、梨栽培での工夫、近年の農業経営を取り巻く状況、中古機械購入時の注意点など、具体的な体験談を交えて講演が行われました。
今年度は残り3回の就農準備サポート研修を予定しています。自営就農をお考えの方や研修内容に興味のある方は、鳥取県立農業大学校、普及所、JA、市町村等へお気軽にお問い合わせください。