【研修科】アグリチャレンジ科 パイプハウスの設置・解体を訓練しました
8月20日、21日、22日、27日の4日間をかけて、パイプハウスの設置・解体を訓練しました。今回の訓練は高所の作業もあり、訓練指導員から正しい脚立の使い方の説明やヘルメット着用の徹底が呼びかけられました。適切な指導と安全確認の徹底により、怪我無く訓練を終えることができました。
訓練初日は測量と曲管の組み立てを行いました。
測量はメジャーを用いて、三平方の定理(公式:a²+b²=c²)により、ほ場に直角三角形を図示しました。同様の作業を2回行い、長方形を図示し、パイプを打ちこむ場所を決めました。
パイプを打ちこむ場所を決めたら、ドリルで真っすぐ穴をあけて、曲管を組み立てます。ドリルの引っ張る力が強く、抜けなくなってしまうことがあったのですが、なんとか、曲管を組み立て終えました。

<測量の様子> <ドリルの穴をあけ> <曲管の組み立て>
2日目、3日目は妻面の設置とビニール設置を行いました。
水平器を用いて、ゆがみの少ない骨組みを設置したり、ビニールを設置する際は、シワを少なくするためにビニールを固定する順番を考えたりなど、頭と体を使う内容でした。

<天、肩パイプの組み立て> <ビニール被覆作業(1)> <ビニール被覆作業(2)>
最終日はパイプハウスの補強する方法を学んだあと、解体・後片付けを行いました。
一から組み立てたパイプハウスを解体することは、少し寂しかったですが、次期アグリチャレンジ科の訓練生のために、きれいに後片付けを行いました。

<ハウスバンドによる固定> <ビニール撤去作業(1)> <ビニール撤去作業(2)>
パイプハウスの設置・解体の訓練終了の翌週には、野菜コースの実習でパイプハウスのビニールの張り替え作業が行われていました。2回目ということもあり、手際よく張り替えが行われていました。
今期のアグリチャレンジ科の訓練も残りわずかとなりました。やり残したことが無いよう訓練に臨んでください。