7月18日(金)より、公共職業訓練「アグリチャレンジ科」の第30期生(2025年6月~9月)の「大型特殊自動車(農耕車限定)の技能実習」(以下、大特技能実習)がスタートしました。この科目は第24期生から導入され、今期で7回目の実施となります。
初日には、訓練指導員による運転方法の説明とデモンストレーションが行われました。デモンストレーションでは、試験官が見るポイントや減点項目についての解説もあり、受講生たちは運転の基本をしっかりと学びました。
その後、受講生は大型トラクターに乗り込み、実際にコース走行を体験しました。初めての操作では自動車との違いや車両の大きな音に戸惑う場面もありましたが、指導員の丁寧な指導のもと、無事にコースを完走することができました。
実習内容(一部)
<指定速度(15km/h)の直線走行>
アクセルペダルを目一杯踏み込み、指定速度まで到達させます。大型トラクターはペダルが重く、初めて操作する受講生は乗用車との違いに驚くこともありますが、慣れることで安定した走行が可能になります。

<ブラインド交差点での安全確認>
見通しの悪い交差点では、一時停止と安全確認が非常に重要です。左右から車両や歩行者が来ることを想定し、2段階停止を行いながら慎重に進む練習を行いました。

<方向転換>
車体が大きく、黄色い線が見えづらいため、ミラーを活用しながら慎重に操作します。線を越えないよう、細かく確認しながら運転することが求められます。

コースの完走後は指導員による丁寧なフィードバックがあり、次回以降の運転に活かしていただきます。

受講生たちは、大型特殊自動車の操作に徐々に慣れ、7月25日(金)の免許試験の合格に向けて、運転技術を磨いています。全員合格を目指して頑張ってください。