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2025年5月20日

【果樹コース】春のナシ作業は大忙し! New!

果樹コースでは、4月末からナシの摘果作業に入っています。

摘果は良果を生産するための重要作業です。ナシは、1か所に複数の果実がなるため、この中から見た目が良く大きな果実を1果残し、その他はハサミで切り落とします(粗摘果)。その後、枝1m当たり8果(「二十世紀梨」の場合)となるよう摘果します(仕上げ摘果)。

交配日は低温・降雨が重なり心配していましたが、思いのほか実止まりが良く摘果が大変な年となりました。

粗摘果 ナシ摘果

1枚目:粗摘果前の果そう 2枚目:粗摘果後の果そう

 

↓摘果の様子

粗摘果 粗摘果

ナシ摘果

 

青ナシは摘果が終われば、すぐに小袋かけ。

「二十世紀梨」や「なつひめ」等の青ナシは特に、見た目が重要となります。果面がきれいなナシにするため、満開後30日を目途に小袋をかけます。果実に袋を被せるだけなのですが、1樹あたり400~500果ほど(「二十世紀梨」慣行仕立ての成木)果実をならせるので、これがかなりの手間なのです。

小袋かけ 小袋かけ 小袋かけ

 

毎日せわしなく作業を進めていますが、摘果や小袋かけは良いナシを作るための重要作業。

美味しくてきれいなナシを収穫できる日を心待ちに、丁寧かつ手早く作業をしていきましょう!

 

in 01【果樹】学生の活動記録

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