農大日記

2020年11月16日

【酪農メガファーム視察】

 10月27日、畜産コース全員で、鳥取県最大規模の酪農業となる「株式会社みんなの牧場(鳥取市)」を視察しました。
 現在、乳牛500頭の搾乳しており、将来的には600頭まで増やす予定だそうです。この農場には、県内初となるロータリーパーラー搾乳システムが導入されており、直径16メートルの回転台に50頭の乳牛を乗せ、回転しながら搾乳を終えることができます。また、全ての牛にセンサーが取り付けられており、牛の反芻(はんすう)回数をモニタリングすることにより、調子が悪い牛や発情牛を効率よく発見しているそうです。
牛の糞尿処理は、糞尿から発生するメタンガスを利用してバイオマス発電を行っており、この発電で得た電力を電力会社に売電をされていました。最終的に乾燥処理をした堆肥は再利用され、一部は「(株)東部コントラクター組合」と連携して地域の農地へ還元しているとのことでした。
 経営規模の大きさ、システム化された作業体系、スマート農業の導入、地域循環型農業等、全てが驚きと刺激を受ける視察となりました。

■ロータリーパーラー
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■牛の乳量や乳質、体調及び発情等など牛の情報をパソコンで一元管理
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■学生に牛たちは興味津々
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■エサ寄せロボット、まるで大型のルンバ(掃除機)でした。
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■バイオマス発電の施設と堆肥の乾燥ハウス
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■学生が一番興味をもったランボルギーニのトラクター。おいおい学生達そこじゃないだろ~・・・



in 05【畜産】学生の活動記録

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