沿岸もの市場日記

2020年08月11日

2020年8月7日 賀露+アオヤガラ

 まずは8月5日にデビューした新たなトップブランドの『プレミアム夏輝゛砂丘の誉(さきゅうのほまれ)”』。

プレミアム夏輝 砂丘の誉

鳥取県漁協福部支所では、鳥取砂丘沖の深場(水深18m以上)の天然イワガキを潜水器漁業で漁獲しています。

※鳥取県の天然イワガキは夏輝(なつき)の名称でブランド化。殻長13cm以上のものはラベルを巻いて販売中

潜水器漁業でのイワガキ(通称ボンベガキ)は、大型ということで高い市場価値で取り引きされています。この度、この鳥取砂丘沖のボンベガキのうち、1kgを超えるような特に大型なもの(殻の周囲が33.5cm以上)を「砂丘の誉」として販売し始めました。ちなみ鳥取県で唯一福部支所だけにいらっしゃる海女さんも採られています。

なお、前年の実績で漁期(8月中)までは放精・放卵は行っていないと、この日市場に来ていた海士さん(男性)から聞きましたので、漁期終盤ですが、おすすめの一品と言えます。

調査のほうは、前日は日中漁のみで出荷量が少なかったですが、キジハタ中心にヒラメ等の測定を行いました。

測定の様子 ヒラメ

ちなみにシイラ漬けでは、ウスバハギが水揚げされるようになっていました。

シイラ ウスバハギ

【おまけ】前日の8月6日の泊地区での稚魚採集用のビームトロール調査でアオヤガラの幼魚(全長255mm)が入網しました(水深7.5mの調査ライン)。初めて見ました(喜)

アオヤガラ アオヤガラ

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