農大日記

2019年5月31日

花きコースの専攻実習の風景(5月)

〇桜の花と葉を加工しました!

 農大ブランドとして認定された「さくらのシフォンケーキ」。今年も農大市で販売するため、4月には桜の花摘みを、5月には桜の葉摘みを行いました。
 花は塩漬けした後一つ一つひねり乾燥させます。葉は一枚一枚きれいに洗った後にさっと茹で塩漬けにします。

        

   →花をひねってもひねっても終わりが見えず苦労しました。

         

   →人の口に入れるため、丁寧に洗いました。  →茹で具合はこんな感じかな~。

 一つ一つは単純作業ですが、とても根気がいる作業ばかり。おいしいシフォンケーキを作るため、一生懸命に桜の花と葉の加工を行いました。

〇倉吉花商組合の方と交流会をしました!!

 5月20日に倉吉花商組合の方5名と花きコース2年生3名、1年生2名で交流会を開催しました。

最初に花きコースの圃場を案内しました。いつもは、2年生から説明を聞いている1年生も担当ハウスの説明に挑戦しました。

    

  →2年生も花屋さんの前ではドキドキです。     →1年生が初めての説明を行いました。

      

  →専攻教室にて意見交換中です。

  →いつもは雑草として抜いていたものが、都会では花として扱われていると聞いて驚きました。    

 意見交換会では日頃疑問に思っていることを、質問していきました。
 その中でも、花屋さんになるには資格はもちろんのことだが、「花が好き」という気持ちが一番大切。また、市場は何を求めているのか、自分の売りたい花と求められている花が違うこともあるので、情報を自分から探していくことが必要だと教わりました。
 そして、生産者(私たち花き科)、流通、小売業者それぞれの責任は花の特性を理解して鮮度保持をしっかりすること。今まで私たちがしてきたことを、これからもしっかりしていかなければならないと思いました。
 最後に、学生一人一人が将来の大きな夢を発表し、記念写真を撮って意見交換会を終了いたしました。

        

 倉吉花商組合の皆様、お忙しい中お越しいただき、大変ありがとうございました。
今回の意見交換会では、今まで以上に花について真剣に考える良い機会となりました。また、仲間の将来の夢を聞くことで、自分の将来のことをもう一度考えるきっかけにもなったと思います。

 とても有意義な交流会となりました。       

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