沿岸もの市場日記

2019年04月26日

2019年4月25,26日 賀露

今月測定できていない刺網のマダイを求めて、2日連続で市場調査を行いました。

【4月25日】

潮流が速く、南風が強かったため、刺網の操業なく、日中漁の小型定置網、かご網、釣、潜水が主体でした。

キジハタの釣獲が始まったようで、この日は賀露で1隻ですが水揚げがありました。

4月25日の水揚げ状況 キジハタ(あこう)

昨漁期から取り組んでいただいている墨止めコウイカもありました(きれいですよ)。

潜行板でのひき縄で2kgのクロソイが揚がっていました(水温が15度程度ですので、浅海に来たんでしょうね)。

墨止めコウイカ クロソイ

そのほか、釣りでブリや、潜水でサザエ、アワビ、ワカメ、ムラサキウニ(福部の海女さんもサザエ、アワビ、バイを出していました)等が揚がっていました。泊支所の定置網のマサバがおいしそうだった。

ブリ バイ

イガイ メカブ

マサバ ムラサキウニ

 

【4月26日】

狙いの刺網のマダイと、イカ釣でのマダイが揚がっていました。

刺網は、少量ですが、酒津、浜村、夏泊支所所属の漁船が水揚げしていました。

4月26日の水揚げ状況 マダイ(酒津:刺網)

賀露のイカ釣は、小型のスルメイカを餌に、大型のマダイを揚げていました。

神経締め処理し、色揚げもしており、きれいな鯛でした。

マダイ(賀露:イカ釣) マダイ(賀露:イカ釣)神経締め処理

スルメイカは、胴長16-22cmが揚がっていました(春イカです)

泊の定置網でトラフグが揚がっていましたが、一緒に入れられたと思われるシマフグにかじられまくっていました…(金額面ではかなりの下克上。もったいない、歯を切るようにアドバイスしておきます)

この日は、酒津の一本釣がキジハタを揚げていました。

スルメイカ(30入) ヒラメ

キジハタ(あこう) 定置網のフグ類

【おまけ】沖合底びき網

アカムツ(のどぐろ)1番(一番大きい規格で10尾入り)がセリ値で4万円…GWを感じました。

アカムツ(のどぐろ) ハタハタ

ホタルイカ クロザコエビ(もさえび)

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000