2019年4月8日

2019年4月8日沖底(田後、境港@県営境港市場)

 4月に入り、初めての沖底市場日記です。主にハタハタのサイズ組成を把握するため、4時から市場に行きました。田後船2隻と境港船2隻、計4隻の入港がありました。

fune ichiba

 市場関係者にお話しを伺うと、現在、主体はホタルイカとのことで、ハタハタは少なめでした。ハタハタの規格は、大・中・小があり、多い船では、中が約10箱でした。

hatahata hatahata2

 アカガレイが規格1番~10番くらいまでそろっていたので、測定させていただきました。一番多い船では、200箱前後漁獲していました。箱に「ア」と書いてあるのが、アカガレイです。大きい個体のサイズは、約40cmありました。

aka aka2

 そして、ハツメ(アカラ)、モサエビ、アブラガレイ、深海性バイ類などが獲れていました。スルメイカは、少量ですが、北上群(小:索餌回遊群)と南下群(大:産卵群)が入り混じるような具合でした。

hatsume shimame

mosa shirobai

 ベニズワイガニ漁の2隻も入港していました。ちょうど、荷卸しが終わり、餌を積み込んでいる最中でした。

beni beni2

 そのほか、沿岸ものは、御来屋と淀江のサゴシ、境港のサヨリ、米子のコウイカなど獲れていました。

sawara sawara2

kouika sayori

 沖底船は、次の漁に向けて、足早に出港していきました。皆様の安全と大漁を祈念しております。これからも市場調査へのご協力をよろしくお願いします。

fune

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