農大日記

2019年2月1日

作物コース実習風景(1月下旬)

1.白ネギの収穫調整作業開始
 1月21日からようやく白ネギの収穫調整作業を始めました。4月下旬に種を播いてから9ケ月間栽培管理してき白ネギです。クワで土を削り、手で抜き取ります。抜いた白ネギはコンテナに詰めて軽トラックに乗せてガラス温室まで運び、根を切り、葉っぱを切り、皮を剥いてきれいに拭きあげて大きさ毎に2~3本の束にテープで止めて出荷します。作業の回数を重ねる度にコツを掴んでどんどん作業スピードが上がってきました。この調子だと2月中旬頃には作業が終了しそうです。

 
 
 

2.ヤンマー株式会社担当者による密苗の講義
 お米の栽培は少ない人数で広い面積を管理しないといけないので、栽培管理にかかる作業を効率化するための様々な技術が開発されています。その中のひとつに、「密苗(みつなえ)」という技術があります。一つの苗箱に通常の倍の量の種を播いて、一枚の苗でより広い面積の田植えをするという技術です。この技術に対応した田植機の改良をヤンマー株式会社が行っており、この技術の普及も行っています。学生から来年度「密苗」にプロジェクト学習で取り組みたいという希望があったため、担当者の方に来校いただいて講義をしていただきました。
 

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000