農大日記

2019年1月22日

作物コース実習風景(1月中旬)

1. ICT技術を活用した水管理の省力化への取組み事例
 4年前に作物コースを卒業し、農業法人に就職した卒業生が、「水田の水管理を楽にすることができないか」と独自で水位センサーやセンサーで感知した水位をパソコンに送信するシステムの開発に取り組んでいます。現在の1年生の中にも来年のプロジェクト学習でICT活用に取り組みたいという学生がいるため、取組み内容を紹介していただきました。実際に装置を見せていただき、システムの仕組みなどを教えていただき大変参考になりました。学生のプロジェクトにもご協力いただけるとのことで、学生もとても喜んでいました。
 
 

2.農業ICTセミナーへの参加
 1月15日に(株)日本能率協会コンサルティングが主催し、鳥取県が共催した「儲かる農業を実現する」農業ICTセミナ―に作物コースの学生が参加しました。ICTを活用した農業の先行事例の紹介やICTを導入した農家などによるパネルディスカッションなどがあり、学校内だけでは学べない現場での取組みを学習することができました。また、会場内にはICT企業のブースが多数開設されており、様々な企業の取組みを体感することができました。
 


3.黒大豆の選別作業
 1月16日から18日にかけて、先日脱穀した黒大豆の選別作業を行いました。3種類の篩を使って大きさを揃え、皮の破れなどは一粒一粒手で選り分けていきます。とても手間のかかる作業ですが、一人1時間当たり4kgのノルマを設定し、全員で集中して作業した結果2日で120kgの大豆を選別することができました。選別した大豆を綺麗に磨いて袋詰めを行い、作業終了です。18日から直売所に出荷しています。
 

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