2018年11月16日

2018年11月9日 沖底(網代、賀露)

カニ初セリの際は、賀露が気になったため、網代での測定が簡易的だったため、今朝はみっちり測りに来ました。
松葉がにの選別作業 
2時間かけて、松葉がに(雄のズワイガニ)を全サイズ規格、鋏脚幅も測定しました。初日もそうですが、良いカニがたくさん揚がっていました(もちろん特選とっとり松葉がに五輝星も)。
特選とっとり松葉がに五輝星 松葉がに(雄のズワイガニ)

松葉がにで手いっぱいで親がに(メスのズワイガニ)は測定できませんでしたので、全サイズ規格の画像です(すべて品質はAランク)。
サイズ規格は5段階で、1番~5番です。1番が甲幅85mm以上の15枚入、順に5枚ずつ増えて5番は甲幅70-73mmの35枚入と細かいサイズ規格で分かれます。
5mm違えば1規格違うという細かい作業を、荒れ狂う海の上で漁業者がやっています。本当にカニ漁は大変。
親がにの陸揚げの様子 親がに1番
親がに2番 親がに3番
親がに4番 親がに5番


賀露は、時間の関係上、立ガニ(大型の松葉がに)のみ測定しました。
今日のカニは大きかった。最大は、甲幅163mm1.82kgで甲幅160mmの五輝星も揚がっていました。
本当に、今漁期序盤は松葉がに絶好調です。
1.82kgの巨大松葉がに こちらも甲幅160mmの巨大な特選とっとり松葉がに五輝星
立ガニ(1枚売りの大型の松葉がに) 特選とっとり松葉がに五輝星

【おまけ】
11月12日の赤碕沖水深177mでスルメイカを対象とした試験操業を行っていた際に、海を漂っていた魚をタモですくいました。
正体はハクセイハギ。漢字で書くと白星剥。魚体も名前もおしゃれ。
星取県へようこそですが、南方系の魚で死滅回遊魚です。ちなみに、採集した魚はとっとり賀露かにっこ館に活魚輸送しましたので、元気でしたら展示となるかも。
ハクセイハギ(白星剥)

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